2012年1月6日
インティプカ市
ゴミ拾いの時の写真
コンポストの堆肥
始めまして!10月に赴任しました平野嘉朗です!
エルサルバドルに来て、早2か月が経とうとしています。1ヶ月の現地語学訓練の後、任地のラウニオン県インティプカ市に着任しました。
ラ・ウニオンはエルサルバドルの中でも特に暑い地域。毎日とても暑いです。
しかしインティプカ市は海に近く、2つの砂浜を有し、自然も豊かです。
着任して1ヶ月経ちましたが、みんなほんとに明るい!誰もが気さくに声をかけてくれます。もうすっかりこの街が好きになってしまいました。
要請内容では学校での環境授業や市民向けの環境講座の実施とありましたが、任地ではゴミの分別がされていないということもあり、さっそく分別に関する講座を行いました。
エルサルバドルでは、最終処分場がないため、処理費用削減の目的から、コンポストの導入を図っていまして、さっそく3月に受けた高倉式コンポスト講習の成果を生かすチャンスも廻ってきました。
ただ、今、ちょうど、(エルサルバドルの)年度の切り替わる時期でもあり、実際に動き出すのは来年度以降になりそうです。
エルサルバドルもポイ捨てが多い国ではありますが、町の中にはそれなりの数のゴミ箱が設置されていたり、多くの地方自治体によってコンポストが実施されていたりと、政府や市民の中には環境に対する意識が高い人も多いことがわかりまして、これからの活動にも期待できそうです。
また、エルサルバドルでは、漂着ゴミなど海にかかわる問題も起きています。
小学校では海岸のゴミ拾いの活動も行われていますが、ペットボトルのみの回収だったり、まだまだ環境に対する意識は決して高いとは言えません。
これから観光の開発がすすめられようとしているので、それに併せて、環境に対する意識を高め、ゴミ問題も関連付けられればと思います。
それでは、次の報告をご期待ください。