ルワンダ インフラ省エネルギー水衛生機構 地熱開発ユニット地熱資源調査 ガエタン・サキンディさん

ルワンダで広がる九州の技術

報告日:2011年12月22日
報告者:研修業務課 吉岡孝二郎

帰国研修員

  • 氏名:ガエタン・サキンディ Mr. Gaetan SAKINDI
  • 国名:ルワンダ Rwanda
  • 勤務先:インフラ省エネルギー水衛生機構
    Energy Water and Sanitation Authority(EWSA), Ministry of Infrastructure
  • 担当業務:地熱開発ユニット地熱資源調査
  • 研修コース名:アフリカ地域地熱開発計画策定能力向上/TICAD IVフォローアップ
  • 研修期間:2011年6月29日〜7月16日
  • 受入機関:西日本技術開発株式会社(本社:福岡市)

活動状況

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青い服がサキンディ氏

ルワンダ国インフラ省の実施機関に当たるEWSAは、電力戦略計画(Electricity Strategic Plan)に基づき、エネルギー政策を実行に移すべく、地熱をはじめ、メタンガスやピートなどの国産資源を活用した電源開発を行っている。EWSAの地熱開発ユニットに所属するサキンディ氏は、2011年7月に同研修で得た知識と経験を活用し、より自信を持って、地熱資源調査に当たっている。ルワンダ政府は、同計画において、2017年までに300MW以上の地熱発電源を開発することを目標としており、ルワンダ北西部の3地域で地熱資源の表面探査を行っている。サキンディ氏は、今年9月より地熱資源が賦存される候補地のひとつであるキニギ(Kinigi)地区に入り、泊まり込みでMT(Magnetotelluric)法による地質構造探査を行っている。2011年12月に調査団がルワンダを訪問した際は、バスで2時間かけて首都のキガリまで駆けつけてくれた。