今月のオススメ図書

今月は、新着図書から2冊をご紹介します。

『セルフ・デベロップメント・ゴールズ SDGs時代のしあわせコットン物語』 葛西龍也 著

インド産オーガニックコットンで作られた製品に基金を付けて販売し、集まった基金をインドの綿農家の有機農法への転換支援や、農家の子どもたちの就学・復学支援に活用する「PBPコットンプロジェクト」。本書では、「一サラリーマン」である著者が、日々の仕事で直面した社会課題に社内外を巻き込んで取り組み、関わる人々や社会全体のしあわせにつながる「循環型」事業デザインを描いていった12年間を振り返ります。本当の支援とは?持続可能な社会とは?改めて考えるきっかけとなる一冊です。

『アレッポのキャットマン』 アイリーン・レイサム、カリーム・シャムシ・バシャ 著 清水裕子 絵 安田菜津紀 訳

2011年から内戦状態が続くシリア。2012年には北部の都市アレッポも戦場と化し、歴史ある美しい街並みや人々の暮らしは爆撃によって破壊されてしまいました。避難を余儀なくされた多くの人が難民となるなか、救急隊員のアラーは愛する街にとどまり、負傷者の救助と、飼い主が避難したために取り残された猫たちの保護活動を始めます。このことが世界中に広まると、アラーは「アレッポのキャットマン」として知られるように。戦禍のシリアでの実話をもとにした絵本です。