今月のオススメ図書

今月は、新着図書から2冊をご紹介します。

『子どもの権利ってなあに?』 アラン・セール 文 オレリア・フロンティ 絵 福井昌子 訳 反差別国際運動(IMADR)監修

1989年に国連総会で採択された「子どもの権利条約」。18歳未満の子どもたちが持つ基本的人権を保障するための条約で、54の条文で構成されています。本書は、子どもが権利を持つとはどういうことかについて伝える絵本。「どんな肌の色でも、小さくても大きくても、お金持ちでもそうじゃなくても、この国で生まれてもほかの国で生まれても」すべての子どもには「だいじにされる権利がある」ことを、分かりやすい言葉と味わい深く色彩豊かなイラストで説明します。子どもの権利について知り、考えるきっかけとなる一冊です。

『世界の台所探検 料理から暮らしと社会がみえる』 岡根谷実里 著

「食卓を囲む時間はみんなが笑顔になる」。家族の笑顔を生み出す台所の魅力に惹かれ、「台所探検家」として世界各地の家庭の台所をめぐってきた著者。本書では、訪れた家庭の「いつもの料理」を現地の人と一緒に作り、食事をする中で出会った「おいしい笑顔と人々のストーリー」を、多くの写真とともに紹介します。ブルガリアの「リュテニツァ」やキューバの「フリホーレス」、スーダンの「バミヤ」など、教わったレシピ13品も収録。著者が体験した「日常の食」からは、その土地の暮らしや社会背景までもが見えてきます。