今月のオススメ図書

今月は、新着図書の中から2冊をご紹介します。

『青年海外協力隊は何をもたらしたか 開発協力とグローバル人材育成50年の成果』 岡部恭宜 編著

2015年に発足から50年を迎えた、JICAの青年海外協力隊事業。これまでに4万3000人を超える青年をボランティアとして世界各国へ派遣してきました。本書では、途上国への開発協力や隊員の人材育成といった協力隊の事業目的に焦点を当て、理論、事例、統計データ、一次資料をもとに、歴史学、人類学、心理学、社会学、教育学、経済学など多岐にわたる人文・社会科学の視点から、その多面的な成果を分析。事業の意義を検証し、今後を展望します。

『アヤンダ おおきくなりたくなかったおんなのこ』 ヴェロニク・タジョ 文 ベルトラン・デュボワ 絵 村田はるせ 訳

「戦争をする大人になんてなりたくない!」大好きなお父さんを戦争で亡くした悲しみから、成長せずに小さいままでいることを決めたアヤンダ。しかしお母さんが重い病気で入院してしまうと、アヤンダは家族を助けるために少しずつ大きくなり、働き始めます。そんなある日、村が強盗たちに襲われ—。コートジボワールの女性作家がアフリカの戦争を憂い、理不尽な暴力によって家族を亡くした子どもたちへの思いを込めて描いた絵本です。