国際協力推進員の経験を胸にジャンプアップ!

【写真】JICA北九州デスク 橋口 恵利子(はしぐち えりこ)さん、JICA鹿児島デスク 力竹 貴子(りきたけ たかこ)さん、JICA大分デスク 川崎 典子(かわさき のりこ)さん国際協力推進員
JICA北九州デスク 橋口 恵利子(はしぐち えりこ)さん、JICA鹿児島デスク 力竹 貴子(りきたけ たかこ)さん、JICA大分デスク 川崎 典子(かわさき のりこ)さん

九州各県にはJICAデスクが設けてあり、そこには国際協力推進員と呼ばれる国際協力のサポーターが配置されています。 今回は、まもなく3年間の任期を終えるJICA北九州デスク 橋口 恵利子(はしぐち えりこ)さん、JICA鹿児島デスク 力竹 貴子(りきたけ たかこ)さん、JICA大分デスク 川崎 典子(かわさき のりこ)さん をフォーカスしこれまでの活動を振り返ってもらいました。

Q:3年間の仕事を振り返って、楽しかった!と思えることは何ですか?

(写真左より)JICA北九州デスク 橋口 恵利子さん、JICA鹿児島デスク 力竹 貴子さん、JICA大分デスク 川崎 典子さん

力竹、川崎:普段行けない県内のいろいろなところへ出張で行けたことです。
橋口:普段では会うことのない、ステイタスの高い人と会えたことはもとより、たくさんの人に出会えたことです。

Q:国際協力推進員として自分が頑張ったと思うことはなんですか?

ワークショップのファシリテーター、力竹推進員

橋口:北九州市で報道写真展を開催したことです。
川崎:いろんな組織の方々と話し合いをする際の聞く技術を身につけたと思います。
力竹:JICAデスクを開設している鹿児島県国際交流協会の女子会を企画し続けました。(笑)
 — 仲間とのコミュニケーションは大切ですものね。

Q:泣けるような出来事はありましたか?

イベント参加隊員OBと民族衣装で(前列左が川崎推進員)

力竹:協力隊の募集説明会へ来てくれて話をした人が、実際に協力隊として派遣されたことです。
橋口:そうですね。そんな人と自治体への表敬に行く時に会って、帰国後に挨拶に来てくれたこともありました。
川崎:私は大分の人間ではなかったのですが、出身大学の縁で大分へ推進員として入り、協力隊OB会へ入れてもらい、この3年間でなじんだことが嬉しくて泣けました。

Q:3年間推進員として仕事をしてきて、何か得たことはありますか?

川崎:人の話をじっくり聞くことができるようになりました。
力竹:物事全ての裏方の大切さがわかるようになりました。
橋口:故郷の良さを再確認することができました。

Q:最後に、今後の計画をお聞かせください。

出前講座で任地の話をしている橋口推進員

橋口:3月末から平成23年度4次隊のボランティアとして中米エル・サルバドルへ行き、番組制作分野で活動する予定です。
川崎:元々学校教員だったので、4月から新たに高校の英語の教員として仕事をする予定です。協力隊での経験と国際協力推進員としての経験を活かして未来の国際人を育ててみたいです。
力竹:地元(南九州市知覧町)に国際交流協会を作ったので今後地元を盛り上げていきたいのですが、まずは宮城県南三陸町へ1か月半ボランティアに行ってきます。将来的には、知覧で一緒に生活してくれるようなパートナーを見つけたいです。


— 3人共に、次のステップが見えているようですね。次に再会する時には、人間として一層の輝きを放っているお姿を拝見できることでしょう。誰かには新しい家族がいたりするのも、大いに期待したいものです。皆さんの未来に幸あれ!!