JICA九州の縁の下の力持ち

【写真】上島玲仁(うえしま れいじ)さんJICA九州 設備主任
上島玲仁(うえしま れいじ)さん

JICA館内にはさまざまな場所があり、研修員が快適に過ごせるよう設備の方々に日頃から助けていただいています。
今回は、平成16年からJICA九州で働いている設備の上島玲仁(うえしまれいじ)さんにスポットを当ててみましょう!

上島さんの前職は何ですか?

ホテルの設備管理を担当していました。

設備の仕事とはどんなお仕事ですか?

指針の点検

設備の仕事は、JICA九州館内を快適な環境に維持管理をしていく仕事です。
電気、水道、ガスがスムーズに流れていき、それぞれ機能するように、各設備を最適な環境に維持することで、具体的には空調設備、消防設備、防犯設備の管理になります。
また、それぞれの運営維持管理や宿泊棟各室の入館前点検、各種工事が不都合なく終了するための各セレクションとの連絡調整等、幅広い内容になっています。

前職と比べてJICA九州はどのように感じますか?

分電盤の点検

以前は、大きなボイラーやエアコンの室外機等の機器に囲まれて仕事をしていたことが多かったのですが、JICA九州に来てから、人と接する機会が増えました。

今まで印象に残った研修員とのエピソードは?

スプリンクラーポンプの点検

現在は宿泊棟のエアコンを古いものから省エネタイプの新しいものに替え、エアコンの故障はなくなったのですが、以前はエアコンが故障し修理することが多かったです。研修員向けの自転車のパンク、体育館の備品の補充、研修室の金庫の番号を忘れてしまった際の処理など研修員が困ったときの対応も多いです。
以上のような修理を行う際、研修員から「ありがとう」といわれることが多いです。
 今後も、JICA九州にこられた研修員の方々が快適な環境で過ごせるよう機器が故障した際は迅速に対応していきたいと思っています。

JICA九州を一言で表すと?

一言で表すと、世界の国との接点です。
いろいろな国の人たちと接することができるからです。

上島さんにとって国際協力とは何ですか?

JICA九州にこられた研修員の方々が館内で快適な環境で過ごしていただけることが、私たちの国際協力だと思っています。

仕事をする中で大変だったこと、気を付けていることは?

おかげさまで私たちが仕事をしやすい環境をJICA九州総務課の方で作っていただいていますので、大変だと感じたことはありません。
気を付けていることは、できるだけ研修員のストレスの感じる時間を短くするということです。機械が故障したとき、使用している人は早く直してほしいと思うのでしょうし、機械も故障が続くと機械本体も悪くなりますので・・・。

仕事をしていて嬉しかったことは?

故障している機器が正確に動くようになったとき、また施設ごとに電力、水、ガスの使用量が把握できるようになったことです。


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口数が少ない上島さんですが、責任感が強く心強い設備主任です。そんな上島さんはじめ4名の設備の方々にJICA九州は支えられています。JICA九州スタッフはもちろん研修員からも大変頼りにされています。今後も、宜しくお願いいたします!