<イベント報告・熊本>環境ワークショップ「ナマズ村の都市計画」を実施しました。

2017年7月5日

グループ内で話し合いながら町づくり。

グループごとに町の自慢をしてもらいます。

2017年6月24日(土)「環境」をテーマにしたワークショップ「ナマズ村の都市計画」を熊本市国際交流会館の2階ミーティングルームで実施しました。

当日のファシリテーターは特定非営利活動法人九州海外協力協会の河野職員がつとめ、高校生や自治体職員、学校の先生など9名の方にご参加いただきました。
はじめに3グループに別れてアイスブレイクを含めた自己紹介をした後、「なまず村」のワークに取り組みました。
このワークは、町の自慢であり収入源となっている「なまず」を中心にした池と町を横切る川を中心に、「学校」「トウモロコシ畑」「(フンやにおいがでる)養鶏所」「(ナマズ料理が有名な)レストラン」「(排水の出る)食品加工工場」「住宅」「道路」「スーパーマーケット」等々を配置していき、住民も暮らしやすく、なまずにも優しい町をグループ内で話し合いながら作っていくものです。

グループで完成した町には名前をつけ、川を挟んで住宅街と畑を分けた町、なまずの住む池の近くに公園と学校を建てた町、住宅地をそれぞれ点在させて配置した村などそれぞれの町の特色や自慢をしてもらいました。
グループ発表の後、それぞれの町を並べると、住みやすさや環境を考えて配置したはずなのに、実は地球全体として見ると、思っていなかった新たなことに気づかされるワークショップでした。
(何に気づくかは、ここでは詳しく書かないことにします!気になる方はお問い合わせください)
次に1992年のブラジル・リオ環境サミットで12歳ながら子どもの視点からの環境問題についての後に有名になったセヴァン・カリス=スズキさんの講演原稿(下記関連リンク参照)を読み、日本のごみ問題などについて学びを深め、最後に参加者全員で「エコ宣言」をしていただきました。それぞれ「歩く」「早寝早起き」など日常生活の中で個人が無理せず続けられる取り組みを発表されました。

今年の梅雨は雨があまり降っていないそうですが、環境の急激な変化による影響での気候変動について日常的にニュースに取り上げられています。
「環境問題」は大きな問題ですが、関心を持ち続けること、このワークショップに参加されたみなさんが気付いたことをまた別の人に伝えること、自分にできることを実践し続けていくことが少しでもよりよい世界に近づく一歩だと思います。

if you don’t know how to fix it, please stop breaking it!
どうやって直すかわからないものを、壊し続けるのはもうやめてください
(セヴァン・カリス=スズキさんの伝説のスピーチより)

まずは初めの一歩として、セヴァン・カリス=スズキさんのスピーチを読んでみてはいかがでしょうか?

参加されたみなさまから頂いた感想
「自分たちで考えた町だけでみると環境に良いと思っていたけど、他の町のことを考えるとそうでもなかったことが印象に残った。(10代・女性)」
「便利さについつい負けてしまう自分を再確認しました。打ち勝つ自信がいつもあるとは言い切れませんが、続けられる範囲で無理なく取り組みたい。(50代・男性)」
「自分の村(世界)のことだけを考えてはだめだ、ということに気づいた。セヴァンさんのことを改めて子どもたちに伝えたい(50代・女性)」
「環境のことを今まで考えたことがありませんでした。しかし、セヴァンさんのスピーチや今日の話を聞いて、環境を悪化させる原因は人間そのものにあり、私たちの意識が大切だと思いました。(10代・女性)」
「1日のごみの排出量が1人1キロというのが意外に多いことに気づいた。」