<イベント報告・北九州>シリア映画上映と講演を開催しました。

2017年7月26日

講演の様子1

講演の様子2

7月23日(日)、JICA九州にて国際フレンドシップデー(7月30日)特別企画として、シリア映画上映と講演イベントを開催しました。

初めに上映された映画「目を閉じれば、いつもそこに〜故郷・私が愛したシリア〜」では、故郷を逃れたシリアの人々の思いや紛争前のシリアの美しい街並みが映し出されました。

次にシリア人講師が「シリアの歴史と現在の生活:ビフォーアフター」 をテーマに、まずは6つの世界遺産や多様なシリア料理など歴史や文化について、続いて2011年の紛争後に変わってしまった人々の生活や現在の気持ちについてお話し頂きました。また日本で行われている「Ghiras Project」や「Syrian hands」といったシリア支援の取り組みも紹介されました。

最後に青年海外協力隊経験者の鬼丸武士氏より、派遣国ヨルダンでの生活やそこで出会ったシリア人と共に行った難民へのリハビリ支援活動についてお話しいただきました。中でも派遣前には遠くに感じていた国が、現地の人々との交流を通して大切な友人がいる身近な国となったという言葉が印象的でした。

[いただいた感想(アンケートより一部抜粋)]
・悲惨な現状から早く以前のような平和な日常が訪れることを心より祈ります。
・いくら内戦でひどい状態になっても祖国が一番だという思いが響きました。
・ニュースでは聞けない生の声が聞けたので、自分自身の間違った偏見などを払拭することが出来ました。周りの知らない人に伝えていきたいと思います。
・今のシリアや難民の状況が聞けて良かったです。
・シリアというと私は危険なイメージを持っていましたが、自然や建築物も美しく人がとても親切と知り、実際に自分がその国を訪れなければ本質は分からないのだなと感じました。

シリアでは2011年の紛争で派遣が中断されるまで累計677名のJICAボランティアが派遣され、今でもヨルダンにおいて難民支援活動などが行われています。
また今年9月から国際協力機構(JICA)の技術協力制度の一環として「シリア平和への架け橋・人材育成プログラム」(1年間に最大20名、5年間最大100名のシリア人留学生を受け入れ予定)が開始されます。本プログラムを通して将来のシリアの復興を担う人材が育成され両国の架け橋となって下さること、そして日本での滞在を通して国や文化を超えた友情が新たに育まれることを心から願っております。

ご来場の皆様、講師を始めご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。