高校生向け「上下水道ユース人材理解促進研修」を開始しました!

2017年8月1日

北九州市×国際協力

北九州市上下水道局は、20年以上も前から国際協力に積極的に携わっています。カンボジアへはJICAを通じて、延べ187人以上の市の職員を派遣し、現地の水道事情の改善に尽力されています。この継続的な支援などにより、カンボジアの首都プノンペンでは、無収水率 が70%から6%(2011年)に下がりました。この6%という数字は、東京都の3%には及ばないものの、ロンドン26%などという数字と比較するといかに優れた水準であるかがわかるかと思います。
このような取り組みを続けてきた北九州市が今回、海外での取り組みを市民に広く知ってもらうための取り組みとして、市内在学・在住の高校生を対象に「上下水道ユース人材理解促進研修」を企画しました。

北九州市高校生向け研修が今年度よりスタート

【画像】JICAは、北九州市と共同で(主催:北九州市、共催:JICA)高校生向け「上下水道ユース人材理解促進研修」を今年度より開始しました。
この研修は、世界に貢献する北九州市の上下水道事業を高校生という若い世代に知ってもらい、上下水道事業の次世代を担う若者を育成するため、若い世代に途上国の現状を知ってもらうための活動として、企画されました。

プログラムは国内研修と海外研修

【画像】この研修は大きく国内研修と海外研修の2つに分かれます。国内研修は、2日間実施し、1日目は上下水道の仕組みや北九州市の上下水道事業の取組の学習、2日目は主にカンボジアから来日している研修員と交流するなど、「国際協力」について理解を深めるプログラムとなっています。
海外研修では4泊6日の日程でカンボジアへ渡航し、カンボジアの上下水道の状況を学びます。現地では高校生の訪問のタイミングに合わせて、無給水村に水道が開通する開栓作業に立ち会い、水道が開通した村人からの話を聞くことを予定しており、水道が開通するということのインパクトの大きさを肌で感じてもらう予定です。

※無収水率:漏水や盗水により利益にならない水が全体に占める割合のこと。低いほど、無駄になっている水が少ないことを示す。たとえば無収水率70%といった場合、100リットルのきれいにした水を送っているにもかかわらず、70リットルは漏れているか、盗まれている等で利益にならない水となっていることを表す。

帰国後は北九州市内への情報発信

カンボジアから帰国した高校生は、市内に向けて情報発信することが期待されています。市長報告に始まり、エコライフステージ、タウンミーティングなどの市内向けのイベントに参加してもらい、市民、特に同世代の高校生に向けたメッセージを発信する予定です。

JICAからも、高校生が研修を受けている様子やコメントをホーム—ページや、Faceboookなどを通じて、発信していきますので、是非ご確認ください!