高校生向け「上下水道ユース人材理解促進研修」海外研修報告その2

2017年8月10日

「上下水道ユース人材理解促進研修」の二日目の研修を実施致しました。この日は、JICAカンボジア事務所で対カンボジア支援について学んだとともに、在カンボジア日本大使館で大使館の役割について説明を受けました。その後、工業手工芸省を訪問し、エクソンチャン長官からプノンペンの奇跡に至るまでの過程や北九州市との関係性についてお話しいただきました。
最後にプノンペンクラウンFCを訪れギラヴァンツ北九州のユニフォーム贈呈セレモニーやクラブ施設の見学・ジュニアチームの練習風景を視察致しました。

エク・ソンチャン長官との記念撮影

JICAカンボジア事務所で説明を受ける高校生

明治学園中学高等学校2年生の西野友博(にしのともひろ)さんから、印象に残った研修内容について感想をいただきましたのでご紹介致します。

今日一番印象的だったのは、エクソンチャン長官への表敬訪問でした。プノンペンの奇跡という本を読んで知ってはいたのですが、お会いできて改めてすごい方だなと感じました。エクソンチャン長官の「国際協力は全て受ける側の努力や姿勢にかかっている」という信念が起こした「プノンペンの奇跡」は、奇跡でもなんでもないのではないか、必然だったのではないかと思いました。カンボジアの水分野での成功例を目の当たりにし、国際協力の受ける側に強いリーダーシップを持ったこのような方がいるのは、有効的な支援に繋がるすごく大きな要因だと感じました。

 また、北九州市上下水道局の川嵜さんが、「現地の方は北九州市から水分野への支援をしてもらっていることは知らないが、生活をする上で水に困ったことはないという認識を持っていた。生活の中で水が使えるのが当たり前という日本人と同じ感覚を持っている状況に至ったことは、非常に理想的ではないか。」と話していたのも印象的でした。私自身、この研修に参加する前まで、日本や北九州市がこのような支援を行ってきたことを知らなかったため、支援国の国民として国際協力に対してもう少し理解を深めなければいけないと感じました。そのためにも国内で国際協力への関心を高めるための更なる環境作りが必要なのではないかと感じました。