<イベント報告・熊本>「平和の初耳学」を開催しました。

2017年9月4日

2017年8月26日(土)、熊本市国際交流会館の2階ラウンジにて、「平和」をテーマにした講演会を開催し、17名の方に参加いただきました。

講師に国際理解教育NGO「学校から世界のミカタを考える会」代表の糀広大(コウジ コウダイ)氏を迎え、ワークショップや映画を挟みながら14時から2時間の平和講演を実施しました。
講師が以前青年海外協力隊として赴任したミクロネシアのチューク島の話を中心に「平和」について考えていきました。

ミクロネシアはどこにあるか、どのような国か、皆さんはご存知でしょうか?

戦前から日本に統治されており、今でも現地の言葉に「タマネギ、シドウシャ(自動車)、ボーク—ゴウ」など日本語が残っています。そして現地の人々は「日本時代が一番よかった」「日本人は一緒に働いてくれた」と好意的で、日本を知らない人がおらず、第二次世界大戦中は戦艦大和や武蔵があり、島には今でも大砲が残っています。
講師はそのような国で過ごし、戦争に対して「日常的に」考えるようになったそうです。戦争の話に関連して、途中「Ninjya and soldier」というコンゴの少年兵を取り上げた映画を視聴し、感想を参加者で共有しました。
まとめとして、日本人は「知らない」が、日本に好意的で日本を知っているミクロネシア。
「知らない」というのは「無関心以下」なのではないか、知らないことに対して行動はできない、ということを示し、できれば知りたくないという状態が「消極的平和」と言えるとし、講演を終わりました。

参加者からいただいたアンケートには
「知らないこと、興味がないこと=無関心以下であり、平和に対しては消極的平和であるということを周囲に伝えていきたい(20代・女性)」
「知らないままにしたくはないが、個人で知る範囲やできることは限られている。周囲とのコミュニケーションで考え方を広げてそれぞれが知る、ということが大切かもしれない。(30代・男性)」
「同じ21世紀に生きているのに、別の国では全く平和に生きていくことができないのだ、ということを知って悲しかった。(20代・男性)」
という感想を頂きました。

お越しいただきました皆様、ありがとうございました。