2017年度2次隊出発ボランティアの派遣前平和学習研修を行いました。@長崎

2017年9月22日

平和案内人の吉田 祐子(よしだ・ゆうこ)さんの解説による館内見学

原爆や当時の状況の「伝え方」についても、わかりやすく解説頂きました。

同日、里見長崎県副知事に表敬訪問を行いました。皆さん元気に頑張ってください!

2017年9月14日(木)、2017年度2次隊として出発する3名のJICAボランティアが長崎市の原爆資料館・追悼平和祈念館で「派遣前平和学習研修」に参加しました。
この研修は、長崎県出身の出発ボランティアが派遣前に原爆の実相についてあらためて知り、現地で原爆展を開催するなどの活動を支援する目的でJICA九州が実施しています。

今回は、平和案内人の吉田 祐子(よしだ・ゆうこ)さんに解説を頂きながら原爆資料館・追悼平和祈念館を見学しました。
以下、参加者からの感想をご紹介します。

「子どもの頃は平和学習する場が常にありましたが、成人してから原爆資料館・追悼平和祈念館をじっくりと見学するのは実は初めてでした。館内の写真や遺留品、また館内の案内をして下さった方のお話、いずれも身を引き裂かれるような痛みを伴うものばかりで、改めて長崎として、唯一の被爆国日本として、伝えていかなければいけないモノの重みを実感いたしました。」
仲野 智子(なかの・さとこ)隊員(ベトナム/観光)

「平和案内人の吉田さんがプルトニウムの大きさをグレープフルーツに例えていたり、被爆者の方の生活のエピソードを説明に盛り込まれていたりして、より身近に感じた分だけさらに心に残るものとなりました。これから協力隊として伝える側に立つことになりますが、絶対に悲劇を繰り返さないでほしいという広島・長崎の願いを多くの人に届けたいと思います。」
三島 幸子(みしま・さちこ)隊員(モロッコ/日本語教育)

「戦争は人が作るもので、それにより人が亡くなるのは、自然災害から人を守ることを行なっている身としては、とてもやるせない気分になります。しかし、原子爆弾は米国の青年の命を救うために落とされたというコメントを拝見して、いかなる行為もそれぞれの正義があり、一筋に戦争をなくすことは大変難しいことを改めて知りました。こうした中、日本としては先のことは米国が悪いのではなく兵器が悪いのだと考え、人を憎まず平和を訴える姿勢が、とても先進的であり大変誇らしく感じました。」
小林 遼平(こばやし・りょうへい)隊員(フィジー/防災・災害対策)

広島・長崎出身隊員を中心とするJICAボランティアが任国で開催した「原爆展」は、66カ国で計153回の実績を残しています。(2017年3月1日現在)。
JICAボランティアが広島・長崎の被爆者の方々の想いを伝え、現地の人々とともに世界の平和について語り合う機会が、これからも世界中で広がることを願っています。