「 JICA九州 中小企業・SDGs海外展開支援事業 採択・受託企業連絡会 」を開催しました!

2019年3月29日

グループディスカッションの様子

集合写真

 3月7日(木)~8日(金)、JICA九州は「中小企業・SDGs海外展開支援事業 採択・受託企業連絡会」を開催しました。
 同連絡会の開催は昨年4月に続き3回目となり、既にJICA事業を受託(終了している企業も含む)している企業25社33名に加え、コンサルタント、各支援機関やJICA九州と連携の覚書を締結している金融機関3行も参加し、海外展開に向けた課題や教訓の共有に加え、ビジネス化に向けた情報が提供されました。
 初日は参加者からの自己紹介に続き、先行事例紹介として現在普及・実証事業を実施中の株式会社ヤマウ(本社:福岡市早良区)の芳宏一参与及び株式会社林田産業(本社:福岡県福津市)の和中正嗣事業部長より、「案件化調査から普及・実証事業に向けた注意点」をお話いただきました。続けて、株式会社T.M.T Japan(本社:大分市)の横山朋樹代表より「普及・実証からビジネス化に向けた留意点」をお話いただきました。
 その後、「効果的な実施に向けた体制構築」というテーマでグループワークを実施しました。今回から新たに、JICA事業に協力いただいているコンサルタント企業の方々にも参加していただき、企業とコンサルタントの協業体制や役割分担のあり方など活発な意見交換が行われ、「今後の調査や事業実施の参考となった」との声が多く聞かれました。
 初日の最後は、「SDGsと企業」のテーマで、北九州市立大学眞鍋和博教授から講義をいただきました。中小企業もSDGs(持続可能な開発目標)を企業経営の中に取り入れるべきであり、SDGsを取り入れた企業理念・経営理念の設定が、企業の発展に寄与するといった指摘がありました。
 2日目は、グループディスカッションを中心に行いました。参加企業の関心にあわせ、「① 現地ビジネスパートナー発掘」「② C/P機関との関係構築」「③ 事業展開とリスク対策」の3つのテーマに沿って、それぞれ意見交換を行いました。
 参加者からは、「同じ課題・悩みの乗り越え方を知ることができ心強く思った」、「企業同士が集まり顔を合わせる事で、連帯感が生まれ、相談もしやすくなった」、「分野が違う企業の取り組みが聞かれ、海外でのビジネスの取り組みの参考になった」といった非常に前向きな感想を聞くことが出来ました。
 一方で、「それぞれの企業の有する強みを持ちより、連携して途上国の課題に取り組むアイデアを創出する時間を設けてはどうか」といった前向きな提案も聞かれ、次回以降の課題としたいと思います。
 JICA九州では「チーム九州」として各企業をご支援させていただきたいと思っています。海外展開に関するご相談がありましたら、遠慮なくJICA九州(民間連携班)までご連絡下さい。