<イベント報告・長崎>長崎県JICA海外協力隊 帰国報告会&応募相談会を開催しました。

2019年6月6日

サモア・小学校教師による活動報告

パラグアイ・日系日本語学校教師による活動報告

ケニア・栄養士による活動報告

ルワンダ・公衆衛生による活動報告

6月1日(土)長崎県庁舎1階 協働エリアにて「長崎県JICA海外協力隊 帰国報告会&応募相談会」を行いました。
2年間の活動を終え長崎に戻ってきた、サモア・小学校教師、パラグアイ・日系日本語学校教師、ケニア・栄養士、ルワンダ・公衆衛生、の4名の帰国隊員が現地での暮らしや文化、活動地域の課題、その課題解決に向けてどのような取り組みを行ったかなどの報告を行いました。
当日は32名の方にご参加頂き、皆様熱心に活動報告に耳を傾けられていました。
また、報告会の後には、4名の帰国隊員や長崎県青年海外協力協会のJICA海外協力隊経験者と自由にお話しできる時間を設け、応募相談会を行いました。

ここで、ご参加いただいた皆様の声を紹介します。(一部抜粋)

・「栄養失調の原因の多くは家庭の事情だと感じた。それは日本も同じだと思う。」という言葉が印象的でした。報告会で発表された方たちの現地で感じたことを聴けたのが良かったです。世界が広がりました!!(10代)
・どの国にも問題はあるが、それは発展途上国だからという訳ではなくどの国も例外ではないと思う。その国の人の意識が将来につながると感じた。(20代)
・どれだけ事前に準備していたとしても、実際には予定通りにいくことがなく、現地での臨機応変な対応が重要になってくるのだと感じました。そのため、チャンスを見つけたら飛び込んでいく行動力が重要になってくるのだと思いました。(20代)
・日本語教育で漢字カードの組み合わせをするというアイデアが面白かったです。部首の学習にとどまらず、現地ならではの学習活動を知ることができました。教えることは色んな切り口があるという学びになりました。(30代)

2年間の活動の裏には、4名それぞれが直面した困難と挑戦がありました。しかしながら、現地の方々の声を聴き、分かり合うことで工夫に満ちた活動に繋がっていったことは、4名ともに共通していた点のようにも思えます。例え、国や文化が異なっていても、活動を進める上で重要なことが「人と人との繋がり」であったことは、ご来場頂いた皆様にとっても「国際協力」を身近な視点で考えるきっかけとなったのではないでしょうか。
JICAデスクでは、今後も帰国報告会などを通して、JICA海外協力隊の活動について皆様に知っていただく機会を作っていきたいと考えています。また、国際協力に興味のある方、JICA 海外協力隊に参加してみたい方につきましてもいつでもお気軽にご相談ください。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。