<イベント報告・熊本>「プチ・コンサート&トンガを知ろう!」を実施しました!

国際理解セミナー「世界のキョリを縮めよう!」

2019年8月14日

Nepituno(ネピトゥノ):伝統的な歌と踊り

Kailao(カイラオ):戦いの踊り

トンガ紹介をする尾上隊員

オタイ

8月10日(土)に熊本市国際交流会館で「プチ・コンサート&トンガを知ろう!」を実施しました。

今回は、シリーズで開催している国際理解セミナー「世界のキョリを縮めよう!」の特別編として、トンガ王国のトゥポウ高等専門学校の音楽学校の生徒など総勢16名によるプチ・コンサートを開催しました。

トゥポウ高等専門学校音楽学校は、現在トンガで音楽隊員として活動中の青年海外協力隊 尾上香織(オノウエ カオリ)さんの配属先で、今回は熊本ユースシンフォニーオーケストラの定期演奏会への参加を目的とした来熊の合間にパフォーマンスを披露していただきました。

プチ・コンサート前半では、 Kalauni(カラウニ)などトンガの伝統的な歌やダンスや、 Sipitau(シピタウ)など戦いの士気を挙げるダンスなど合計7曲が披露され、その力強さと迫力に圧倒されました。
「トンガを知ろう!」では、尾上隊員によるトンガの文化や習慣、活動の様子も紹介され、参加者の方々も興味深く聞き入っておられました。また、otai(オタイ)というトンガでよく飲まれているスイカとココナッツミルクのドリンクも試飲していただきました。その美味しさに帰り際に作り方を質問に来られた参加者の方もいらっしゃいました。
プチ・コンサート後半は、manumataongo(マヌマタオンゴ)という王女の名前をタイトルに入れた Upe o manumataongo(ウペ オ マウマタオンゴ)と、トンガの現代音楽のメドレーが披露されました。また、アンコールでは、日本の童謡「ふるさと」の歌唱もありました。
透き通るような歌声と、力強い男性のダンス、しなやかな女性の踊りに参加者から盛大な拍手が送られ、みなさんの感動を伺い知ることができました。

会館2階のオープンスペースでの開催だったこともあり、事前にご予約いただいた方だけでなく、他の階で音を聞きつけてご参加くださった方など約50名にご参加いただきました。
また、パフォーマンス終了後には参加者とパフォーマーの方との写真撮影会なども行われており、トンガと熊本の交流のよいきっかけとなったようでした。

ご参加いただきました皆様、パフォーマーの皆様、ありがとうございました!