<イベント報告・佐賀>佐賀でJICA海外協力隊ナビ(第6回目)を開催しました!

2019年9月27日

9月の協力隊ナビは「協力隊活動報告」でした。

発表の様子

佐賀でまさかの再会!

発表の様子

ワークショップの様子

 2019年9月15日(日)、佐賀県国際交流プラザにてJICA海外協力隊ナビを開催しました。
毎月第3日曜日に開催されるJICA海外協力隊ナビでは、協力隊経験者による活動報告やワークショップ、世界の現状や世界が抱える課題を知るドキュメンタリー映画上映などを行い、併せて協力隊応募希望者への応募相談会を実施しています。
 2019年度、第6回目のJICA海外協力隊ナビでは、西アフリカのベナン共和国で活動された青年海外協力隊経験者(小学校教育)と大洋州のパラオ共和国で活動されたシニア海外ボランティア経験者(栄養士)の2名による活動報告が行われました。
青年海外協力隊経験者の方は、地理の教員として、自分の目で世界を実際に見てみたい、見てきたことを生徒に伝えたいと思い応募を決意されたそうです。ベナンの文化や人に触れ、日本との違いや変わらないところに気付き、教師として、現地ではあまり知られていない図工の授業の仕方を、一校一校回って地道に広められた活動の話をしていただきました。また、現地で知り合ったベナン人の方となんと佐賀で再会し、そのベナン人の方が青年海外協力隊経験者の方と佐賀でフランス語やベナンの現地語で話すことができることが嬉しいという話が印象的でした。
シニア海外ボランティア経験者の方の応募されたきっかけは、阪神淡路大震災の時に知った曲で、同じ地球に住む人間として、自分にできることがしたいと世界の人々が抱える課題について興味を持ったそうです。栄養士として派遣されたパラオでは、バランスの良い食事をとること、適度な運動をすること、十分に休養をとることを、パラオの人々の食習慣やパラオで手に入る食物を考慮して、献立を考えたり、調理実習を開催したり、啓発活動をしたりされたことを話していただきました。活動報告の最後には、現地で実施された佐賀弁ラジオ体操を参加者の方と一緒に行いました。
 JICA海外協力隊秋募集期間中ということもあり、実際に応募を検討されている方から多くの質問がありました。活動報告後は個別に応募相談も行いました。
協力隊経験者による活動報告を通して、楽しみながら、JICAやJICAボランティア事業について理解を深めていただき、JICA海外協力隊が様々な選択肢の中のひとつであると心の片隅にとめておいていただけたら幸いです。
参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
次回のJICA海外協力隊ナビは、10月20日(日)10時~12時、青年海外協力隊経験者による陶芸体験を予定しています。
みなさま、どうぞお越しください。

【ご案内】
佐賀のJICA海外協力隊ナビは、毎月第3日曜日10時~12時(2019年4月~2020年3月)開催です。
1.参加料無料です。
2.申込不要です。
3.お気軽に、佐賀県国際交流プラザへお越しください。
※お車でお越しの際は、「佐賀商工ビル駐車場」または「唐人南パーキング」をご利用ください。無料駐車券を発行できます。