<イベント報告・熊本>JICA海外協力隊等帰国報告会を実施しました!

2020年2月12日

渡邊 拓人さんの報告「マラウイが教えてくれたこと」

小畑 千雅さんの報告「教師海外研修 in Laosを通して」

堤 裕昭さんの報告「タイのエビ養殖場でSDGs」

2月8日(土)パレアまつりにおいて、2019年度後期くまもと国際協力連合会主催の「JICA海外協力隊等帰国報告会」をくまもと県民交流会館パレアで実施しました。

2019年10月に帰国した青年海外協力隊の渡邊 拓人(ワタナベ タクト)さんは、マラウイ共和国ダワ県病院での5S(ゴエス:整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)活動や特技の空手を近所の子どもたちに教える中で感じた「幸せ」の価値観についてお話してくださいました。
教師海外研修に参加された小畑千雅(オバタ チガ)教諭からは、約二週間のラオス訪問で見聞きしたことや驚き・気づき、ラオスで得た知見をどのように授業に取り込んでいくのかなどをお話しくださいました。
JICA派遣専門家の経験もお持ちで、現在中小企業支援事業を活用して、タイのエビ養殖事業の改善に取り組まれている堤 裕昭(ツツミ ヒロアキ)熊本県立大学副学長からは、タイのエビ養殖の現状や、堤教授と大巧技研が共同で開発されたエコバブル、エコバブルを活用したタイのエビ養殖等への今後の展開について、専門的な内容をとても分かりやすくお話してくださいました。

参加者からは
・JICAについてほとんど知りませんでした。熊本でも講演会が聞けてよかったです。
・実際に協力隊として参加された方のお話を伺うことができてよかったです。インターネットで調べるだけでは得ることができない情報やお話があって嬉しかったです。
・自分の知らない事、日本では考えられない事を知ることができて良かった。又、自分にも何かできないだろうかとよく思います。
・とても興味深いプレゼンテーションをたくさん聞くことができ、将来を考える機会になりました。
等の感想を頂きました。

高校生・大学生を含む37名の方がご参加くださり、終了後に講師、JICA関係者に質問をされている熱心な参加者の方々も見られ、盛会のうちに報告会を終えることができました!

参加いただきました皆様、ありがとうございました!次回、2020年の前期報告会は7月ごろ開催予定です。