JICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」(第15回目)が放送されました!@佐賀

2020年3月9日

第15回放送メンバー

 2020年3月4日(水)、佐賀のコミュニティラジオ「えびすFM」にてJICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」(第15回目)が放送されました。
 番組では、3月のテーマ「協力隊で得たもの、失ったもの」について、メッセージを募集しましたが、事前メッセージが届きませんでしたので平成26年度2次隊フィリピン派遣、コミュニティ開発隊員の山路健造さんの活動を紹介しました。
山路さんは帰国後、認定NPO法人地球市民の会のタイ事業担当として、タイ農村部出身の学生が日本へ留学し、日本語と介護の技術を身に付ける「志学生プロジェクト」等を手掛けられ、また協力隊時代に「異国において母語を話せる環境のありがたみ」を感じた事から佐賀県内に住むタイ人と共に「サワディー佐賀」を設立されました。佐賀県が東京オリンピック2020大会のタイホストタウンとして登録された事から、NHK world「ホストタウン物語」という番組で山路さんの活動を通して「佐賀とタイのつながり」について特集されています。現在もNHK worldのウェブサイト、オンデマンドより視聴可能です。
JICA海外協力隊の活動を通して「得たもの、失ったもの」に関するメッセージを「カルピコ」さんから、また新しくメインパーソナリティになった武田への激励として、元ラオス隊員さん(ラジオネームなし)と、「ピコ次郎」さんから番組中にメッセージを頂き、紹介しました。
「カルピコ」さんの「得たものは派手派手柄の民族衣装、失ったものは恥じらい」というメッセージに全パーソナリティも同意しつつ、「恥じらい」に関しては、環境にもよるかもしれないとの話になり、外国では恥じらわなくなったものの、対日本人ではまだ恥じらう気持ちはあるかもしれないとの意見が出ました。
恒例の「世界の国歌コーナー」では、タイ王国国歌を流しました。また、活動中の隊員からのレポートを紹介するコーナーでは、タンザニアの看護師隊員から隣国の情勢悪化に伴い、任地が変更になり、新しい任地で過ごした1か月目についてメッセージを頂きました。新任地は、元任地と異なりキリスト教信者の多い地域で、初めての教会イベントに参加したそうで、参加時のゴスペルの音源も送って頂きました。日本であまり見ることのない宗教や文化の違いにも目を向け、学んでいきたいとのことです。
 メッセージをいただいたみなさま、リスナーのみなさま、本当にありがとうございました。

 次回の放送予定は、2020年4月1日(水)20時~21時です。しかし新年度から時間帯が変更となり、19時~20時に変更する可能性もありますので、番組HPよりご確認ください。
4月のメッセージテーマは、「出会いと別れ」です。JICA海外協力隊の活動を通した「出会いと別れ」に関するメッセージを募集、紹介します。
 次回もどうぞお聞き逃しなく!

【視聴方法】
1.えびすFM(89.6MHz )はコミュニティーFM局に認可される最大送信出力20Wで放送しています。
2.「えびすFM」無料アプリをダウンロードすることで、スマホでいつでもどこでも聴くことができます。
アプリのダウンロードは関連リンクの「えびすFM」無料アプリ(外部サイト)より

【ご案内】
・佐賀の多文化共生推進番組「SPIRA多文化わいわいわい」
公益財団法人佐賀県国際交流協会(SPIRA)が実施する番組も毎月第3水曜日20時~21時に放送中!