ボランティア活動報告

平成19年度1次隊 小林 千恵 隊員

  • 氏名:小林 千恵
  • 隊次・派遣期間:19年度1次隊/2007年6月〜2009年6月
  • 職種:看護師
  • 配属先:カムアン県病院 看護管理部所属

Q1.普段どのような活動を行っているのですか?

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病院内での勉強会 バイタルサイン編(一番右が小林隊員)

  • 看護師に対し主に基礎看護知識と正しい技術手順の習得、また当院の看護技術を見直し、新しい看護技術の紹介と普及を図るため、定期的に看護技術の勉強会を実施しています。勉強会後は内容が全看護師に浸透するよう病棟巡回を行い、看護師の基礎看護知識と技術の向上を目指しています。
  • 看護学校の隊員と共に看護学生の病院実習環境の改善について取り組んでいます。

Q2.どのようなところに活動の難しさを感じていますか?

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病棟巡回 手洗い編(病院の同僚たち)

看護師は医師の指示で業務をし、自ら考えて業務又は看護を行う事が根付いていない現状では、現在の看護知識と技術で支障ないという意識であり問題視する看護師は少ないため、新たな知識と技術の習得や改善姿勢に乏しく、隊員と看護師の取り組みに対する温度差が大きいことです。これらの問題には職業意識や責任感の持ち方の考え方の違いも影響しているため問題意識をどう持ってもらい切り込んでいくか、いつも難しいと感じています。

Q3.最も印象に残っていることはどんなことですか?

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小林隊員の配属先であるカムアン県病院

勉強会後、病棟巡回をした際に病棟看護師がプレテストを復習していた姿を見かけたので声を掛けたところ、その看護師より「ラオスでは教科書もなく、私には研修に行く機会も与えられない。だからあなたが来て教えてくれることで新しい知識を勉強することができるのよ」と言ってくれた事がとても心に残っています。

Q4.活動を通して学んだことは何ですか?

隊員にとって活動は生活の中心ですが、ラオス人にとっては家族・親戚や伝統習慣を優先し仕事は生活の一部であるので、ラオス人の行動を待ち、解決と結果を急がず、修正しながら柔軟に取り組むことが大切だと思いました。また、目の前の問題にはいつも配属先内の原因だけではなく、政治・宗教・教育過程など日本ではあまり注目しなかった要因が多く影響していることを知り、あらゆる側面から考察する必要があると学びました。

Q5.ボランティアを志す方々に一言お願いします!

ぜひあなたが発信源となって、現地で見て・聞いて・触れて・感じたことを、あなたを取り巻く人々に伝えてください。