ボランティア活動報告

平成19年度2次隊 入江 理加 隊員

  • 氏名:入江 理加
  • 隊次・派遣期間:平成19年度2次隊/2007年9月〜2009年9月
  • 職種:看護師
  • 配属先:ウドムサイ県病院配属

Q1.普段どのような活動を行っていましたか?

【写真】

ICUにて、看護学生へ体位変換の指導

看護技術の改善及び看護の質の向上を目標に、県病院で看護師と看護学生相手に看護実践の指導を行っていました。主な活動内容は

(1)看護技術の向上と同時に看護管理の強化のために、看護部での活動計画の立案と病棟巡回指導

(2)看護師、看護学生への看護技術の指導

(3)郡病院巡回指導です。

Q2.どのようなところに活動の難しさを感じていましたか?

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看護部長と一緒に病棟巡回指導の様子

看護教育及び基礎教育の違いから看護観が日本とは違うことです。文化や宗教、教育や生活環境など日本とラオスが異なるのは当然のことですが、一番肝心な「看護」という捉え方が初めから異なっていると「看護」を伝えることは難しいと感じました。

だからこそ今ラオスで、できる看護を理解し、皆ができることから足並みを揃え一つ一つ指導をしてきました。

Q3.最も印象に残っていることはどんなことですか?

看護学生に看護アセスメントを指導している時に、最初は全く考えることができなかったのがアドバイスをしていくうちに、自ら患者さんの状態を考えて、看護を導き出すことができた時は、とても嬉しく思いました。だれでも教育を受ければ考える力は身につく。そのような希望が垣間見ることができた時でした。

Q4.活動を通して学んだことは何ですか?

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看護師長、看護管理部、院長と共に記念撮影

隊員になった当初は、言葉や文化の違いを乗り越えてこそが協力隊だと思っていました。

確かにそうですが、活動を通していくうちに新たな気づきをえることができました。

それは「相手の立場になって理解すること」でした。いくら言葉ができたとしても一番肝心なのは相手を理解する気持ちを忘れてしまっては、活動も何も上手く進みません。そのような簡単なことを忘れがちになっていた自分の未熟さに気づく事ができました。

協力隊として過ごした2年間は、活動のことだけでなく「看護」についてもじっくりと考えることができた貴重な時間であり多くのことを真剣に向き合うことができました。そしてその経験は、自ずと自己成長の過程の一つとなり、今後の課題を見出せることができました。

Q5.ボランティアを志す方々に一言お願いします!

「相手を思いやる気持ち」「相手を理解しようとする気持ち」「相手に伝えたい気持ち」があれば、日本でも海外でもどこでもボランティアはできると思います。焦ることなく「今できること、今だからこそできること」を考えて実行に移すだけです。あとはどこでも楽しく生活できる「心身ともに丈夫な体」を鍛えることだと思います。