ボランティア活動報告

平成20年度1次隊 成田 祥子 隊員(看護師)

Q1.普段どのような活動を行っているのですか?

看護管理部(看護部長)の人達と一緒に院内の看護技術改善や看護サービス改善のための勉強会やワークショップを開いたりしていました。勉強会のない日はラオス人看護師の仕事の手伝いをしたり、一緒にご飯を食べたりしていました。

Q2.どのようなところに活動の難しさを感じていますか?

「知識はあるのにやらない」という状況をなんとか変えたく、どうしたら「やらないといけない!」と実感してもらえるのか、看護部長と話し合いながら実習方法を工夫したり、ラオス人看護師自身に考えてもらえるようなワークショップ、質問などを繰り返してきました。国民性や社会背景の違い、初等教育の違いなど様々な要因があり、なかなか一筋縄ではいかないなーと相互理解の難しさを日々感じていました。

Q3.最も印象に残っていることはどんなことですか?

赴任当初、赤ちゃんの状態の危険を知らせるアラームが鳴っているのに、何もしない看護師に注意したら、「家族がいらないと言ったから何もしなくても良い」と言われました。1日100〜200円の治療費が払えず、治療を中断せざるを得ない人達がたくさんいます。それも辛い事実でしたが、「死を看取る」事もしないことにショックを受け、泣くことしかできませんでした。しかし、このことは、活動をしていく上で、何かに迷ったときに思い出して、私の原動力になっていたと思います。

Q4.活動を通して学んだことは何ですか?

あきらめないこと。人を信じること。楽しむこと。

私の周りにいたラオス人、隊員が教えてくれました。私が勝手に「ラオスだから」と限界を決めて諦めてはいけないこと。「できる」と信じていれば(祈りにも近かったが)、意外と本番は決めてくれるラオス人。そして、笑って、楽しく仕事をし、人間らしく生きること。それが一番だなと思います!!

Q5.ボランティアを志す方々に一言お願いします!

まずは1歩踏み出してみよう!!

私は日本でのボランティア経験もなく、国際協力についても無知に近い状態でしたが、興味を持ったらやってみる根性で協力隊に参加しました。日本で身近な事から始めて、経験を積んでからでも良いと思います。でも、私のようにゼロから、やりながら学んで行くのもおもしろいと思います。

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私のカウンターパート:一番の理解者です

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基礎看護トレーニングのひとコマ(注射の実習)

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幼地域巡回診療:村の学校を借りて、健康診断