ボランティア活動報告

平成20年度1次隊 野田 美穂 隊員(看護師)

Q1.普段どのような活動を行っているのですか

ウドムサイ県保健学校(看護師養成校)内での活動が主です。

学校の管理面(学籍名簿、成績管理、学習機材の管理、学校内の環境整備)で先生の補佐を行ったり、教授方法の改善のため、先生と授業の工夫をしたり、看護技術の向上を図ったり、学生の病院実習や地域実習に行き実際指導を行ったりしてきました。

Q2.どのようなところに活動の難しさを感じていますか?

トップダウンの国なので、全てが上からの指示待ち。何か活動をしたいと思っても「まずは上に聞いてみないと」いけません。それを待っていると、タイミングを逃してしまうということも多々あります。

Q3.最も印象に残っていることはどんなことですか?

図書の整理のことで担当の教師と衝突したことです。私がやりたいと思っていることと、彼女が思っていることがことごとく違って、お互い意地ををはってしまい、毎日図書室の中で険悪な雰囲気で、仕事をしていました。私が彼女にきちんと説明できていないことを反省して、「どうしたらいい?教えて」という風にもっていくと彼女の態度も軟化して、私の話しも聞いてくれるようになりました。今では一番頼りにしてくれていてとても嬉しいです。

Q4.活動を通して学んだことは何ですか?

チャンスとタイミング。学校で行われていることを全て把握できているわけではなく、突然の変更も多々あります。先生たちはいちいち教えてくれるわけではありません。活動できるいいチャンスだったと思っても後の祭りだということも少なくありません。また、チャンスを掴んでもタイミングがずれると先生たちの興味は他に移っていて、鼻にもかけてくれません。チャンスとタイミングをはかって行動を起こす、これは大きいと思います。

Q5.ボランティアを志す方々に一言お願いします。

理想と現実のギャップ、そして日本で築いてきたキャリアやプライドに打ちのめされそうになることがありますが、ただ一人の生身の人間として一から始めるという覚悟で臨めば、自分の新しい発見につながると思います。

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広い校庭ナタを使って草刈り

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保健学校の卒業式

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看護技術トレーニングの様子