ボランティア活動報告

平成20年度3次隊  佐々木 若葉 隊員(村落開発普及員)

Q1.普段どのような活動を行っているのですか?

南部サラワン県で手工芸を中心とした製品開発や市場開拓といった一村一品運動を行なっています。活動の内容は、(1)通常捨てられていたバナナの茎の繊維を利用した織物、(2)ラオスの在来木綿(アジア綿)の栽培と手紡ぎによる糸作り、(3)ラタン(籐)の植樹や様々なデザインの製品開発です。どの活動も配属先である産業商業局と村の生産者の女性たちと一緒に相談しながら進めています。

Q2.どのようなところに活動の難しさを感じていますか?

ラオスは雨季と乾季がはっきりと分かれており、農繁期に当たる雨季は生産者の皆が畑や田仕事で忙しくなるため、活動を進めることができなかったことです。特に手工芸は農家である生産者の副業であることがほとんどであるため、皆に迷惑がかからないよう、楽しく活動ができるように、村の生産者とコミュニケーションを頻繁に取るようにしました。

Q3.最も印象に残っていることはどんなことですか?

バナナ繊維の製品を作り始めたものの、始めのうちは品質も知名度も低く、売れ行きがあまり良くなかったのですが、あるとき村を訪れたお客さんが大量の注文をしてくれました。私はそのとき村にいなかったため知らなかったのですが、このことを私に知らせようと、注文を受けた直後に生産者が私に電話をくれました。自分が嬉しかったことを私にもおすそ分けしてくれたことが、自分たちは一緒の目標に向かっている仲間なんだと感じるきっかけとなり、とても嬉しかったです。

Q4.活動を通して学んだことは何ですか?

信頼関係の大切さです。意識していたわけではないのですが、活動のことだけでなく生活のことやおしゃれのことなど、何でも話しているうちに次第に皆が心を開いてくれ、些細なことでも相談してくれるようになりました。生産者との距離をぐっと身近に感じることができるようになり、意見交換をすることによってその土地に合った活動を進めることができるようになりました。

Q5.ボランティアを志す方々に一言お願いします。

小さなことでもいいから周りの人に笑顔になってほしいと思う気持ち、これが第一歩でいて、とても大切なことではないかと思います。

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バナナ繊維トレーニング

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ハンディクラフトフェスティバルにてラタン製品の販売

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村の生産者に後帯機の織り方を教えてもらっているところ