ボランティア活動報告

平成20年度4次隊 村上 沙苗 隊員(看護師)

Q1.普段どのような活動を行っているのですか?

保健局スタッフの仕事を手伝うこと、共に過ごすこと、子守り。予防医療を目的に活動しているのが保健局ですが、なかなか予防医療の重要性は伝わらず、それがラオスと日本の差なのだと思います。特に胸を張ってこれをしているという活動がなく、研修生とスタッフにも思われているのが本当のところです。

Q2.どのようなところに活動の難しさを感じていますか?

私の任地はラオスの中でも田舎の方なので「妊婦健診を受けるのは重要だ」という話をしても、実際に行けるような現状ではない人もたくさんいるということ。移動手段もなく、1番近いヘルスセンターが歩いて2時間以上。そういった人たちにどうやって予防医療の重要性を伝えたらいいのか、文化や価値観の違いなど、考えさせられることが多いです。

Q3.最も印象に残っていることはどんなことですか?

最貧困郡の村に泊まった時、電気もなく、何もない村で生きている彼らを私はずっとかわいそうだと思っていました。彼らは一生あの村の中で生活するのかもしれない、けれどそれはかわいそうなことではない気がしました。彼らは彼らで一生懸命、あそこで生きている。だから、私も自分のできることを一生懸命しなくちゃいけないと思いました。

Q4.活動を通して学んだことは何ですか?

自分1人では何も出来ないということ。自分の価値観は絶対ではないということ。途上国の人たちは決してかわいそうな困っている人たちではなく、日本人よりはるかに幸せに生きているということ。途上国の問題は色んなことが絡みあって、複雑だということ。自分の日本人としてのアイデンティティ。

Q5.ボランティアを志す方々に一言お願いします!

百聞は一見に如かずだと思います。興味があって、知りたいと思うのなら頑張って下さい。

思ったような活動ができる人は一握りだと思いますが、それでも、違う文化や価値観の中で過ごす2年間はとても貴重な経験になると思います。色んな思いもしたけれど、やっぱり来て良かったと思いますので。

【写真】

村の子供たちと

【写真】

村にある出産用の小屋

【写真】

村の小学校

【写真】

高校生への健康教育