OJTレポート「第3回北部ムズズでのプロジェクト研修」

2014年10月7日

長かったOJTも9月末で終わり、日本への帰国が近づいてきました。
3ヵ月間をアフリカで過ごすのは初めての経験であり、出発前は「本当に乗り切れるだろうか」という不安な気持ちが大きかったのですが、振り返るとあっという間であった気がします。

8月下旬からのOJT後半戦では、北部ムズズを拠点に展開する「持続可能な土地管理能力促進(SLMP)プロジェクト」に3週間滞在しました。そして最後の残り3週間は、Proposed-Based OJTということで、自分自身で計画を立て、そのテーマに沿って活動をしました。

ここからのOJTレポートはこの2つの経験について、2回に分けて報告致します。

首都のリロングウェからバスで4時間ほど北方へ向かうと、周囲の景色も次第に変わってきます。比較的なだらかだった大地は次第に丘陵が多くなり、緑の木々も生い茂るようになります。マラウイの大半ではチェワ語が話されていますが、北部一帯はトゥンブカ語の世界。街を歩いていても、聞こえてくる言葉が違って聞こえてきます。

SLMPプロジェクトの中では、チーフアドバイザーの鈴木専門家と業務調整を担当されている杉浦専門家にお世話になりました。鈴木専門家とは北部(カタベイ、ルンピ、ムジンバ)のプロジェクト地域でのモニタリングに同行しました。印象的だったのは、プロジェクトのカウンターパートに対して、相手の立場や個性、プロジェクトへの理解等に応じて、相手の活動を見守るのか、簡単に助言をするのか、積極的に指導するのか、など適切なアプローチを判断されていたことです。また、事務所とのやり取りや本部との関係等をうかがいながら、私自身が本部に戻ってからプロジェクトの円滑な実施をサポートする為にはどのような工夫が必要だろうか、ということを考えさせられました。この点は、今後、試行錯誤しながらも善処していかなければと思います。

プロジェクト滞在の後半では業務調整の仕事を全般的に経験し、プロジェクト運営費の管理方法やイベントにかかる費用の算出、物品の管理等をしました。マラウイ側のカウンターパートがプロジェクト経費をどのように使っているのか、プロジェクト経費が予算の観点からどのようにマネージされているのか、現場の事情を学びました。

モニタリング地であったマラウイ湖の近くではメイズではなくキャッサバが広く栽培されていて、キャッサバで作られたシマ「コンドオーレ」を湖で取れるグレーフィッシュと一緒に美味しく食べました。自慢の装飾をした自転車タクシーで町中を回るなど、マラウイ北部の多様な側面を知ることができたのも貴重な経験でした。

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SLMPプロジェクトのテストプロットにおける堆肥作り

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SLMPプロジェクトのテストプロットにおける堆肥作り

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キャッサバで作られたシマ:コンドオーレ

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ムズズの名物、自転車タクシー
どの自転車もなかなか個性的です