カムズ国際空港ターミナル改修準備調査実施! −マラウイの空の発展と安全を願って−

2014年10月16日

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現在のカムズ国際空港

マラウイの首都、リロングェにあるカムズ国際空港はかつての日本の支援(有償資金協力)によって建設され、1983年に開港した空港です。その後、約30年に渡りマラウイにおける玄関口として機能してきました。JICAもこれまでに同空港への電力を供給する太陽光パネルの設置や航空管制機材の供与等を実施、今年の4月からは航空管制官等の人材育成のための技術協力を開始する等の支援を行ってきており、まさにマラウイにおける日本の支援の象徴とも言えるような存在です。

今回、そのカムズ空港において新たに旅客ターミナルの改修・拡張を検討する協力準備調査が実施されました。前述の通り、カムズ空港は建設から30年以上が経過し、ターミナル関連の多くの施設で劣化が目立っています。また、ピーク時には国際線3便がほぼ同時刻に到着するため、入管手続きを待つ行列がターミナルビルの外にまで溢れてしまっている状況です。

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ミニッツの署名に臨む上田国際協力専門員(左)とチティンベ運輸・公共事業省次官(右)

こうした状況を受け、マラウイ政府(運輸公共・事業省/航空局)より既存ターミナルの改修/拡張の要請が為され、今回の調査が実施されることになりました。調査では改めてマラウイ側の要望について精査し、ターミナルビルの増設や既に機能しなくなっているレーダーの入れ替え等の妥当性が活発に議論され、10月2日、最終的にミニッツ(議事録)が取り交わされました。詳細は今後も議論を重ねる事になりますが、日本によるこれまでのカムズ空港への支援に対してマラウイ側からも謝意が伝えられ、今後の調査にも大きな期待が寄せられました。

マラウイには世界遺産にも指定されているマラウイ湖がありますが、首都の空港が整備されれば訪れる観光客の増加にも期待が集まり、空港の安全性も高まる事が期待されます。JICAはこれからもマラウイの空の発展と安全を支援してゆきます。