日本の救援物資が到着、カムズ国際空港でマラウイ政府へ引渡し

2015年2月2日

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洪水被害状況(写真提供UNICEF)

1月上旬から中旬にかけて発生した集中豪雨でマラウイ湖沿岸と南部地域に流れるシレ川周辺で洪水が発生。17万人以上が避難し、死者や行方不明者も発生しています。集落や畑が冠水したところも多く、家や農作物を失った人々が生活に大きな困難を抱える状況となりました。このような中、1月13日、マラウイのムタリカ大統領は災害事態宣言を発出。これを受け、国際機関、ドナー国、民間団体が救援のための支援を開始しました。

日本政府も当地日本国大使館とJICA事務所が情報収集とともに国際緊急援助の手続きを開始。1月20日には外務省が物資供与を決定、当地でも大使館よりプレスリリースが出されました。ドーム型テント180帳、寝袋900個、毛布900枚、ビニールシート40枚、輸送費含む総額1900万円相当の物資がドバイより航空便で運ばれることになりました。

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救援物資引渡式

1月28日、前日に到着したこれら救援物資の引渡式が、首都リロングウェのカムズ国際空港の保税倉庫で執り行われました。日本側からは西岡大使、徳橋JICA事務所長、マラウイ側からは災害管理局のニレンダ次官補、土地住宅都市開発省のルハンガ次官が出席、マラウイ国内での物資輸送を担当するUNICEF(国連児童基金)からムドエ代表も参加し、引渡しが滞りなく終わりました。ニレンダ次官補からは日本政府の迅速な対応に感謝が述べられるとともに、ムドエUNICEF代表からは日本からの物資を必要とする人々に確実に届けるとの発言がありました。

今回引き渡された物資だけでは十分な数量ではありませんが、他の援助と合わせマラウイの被災者の救済に役立つものと期待されます。なお、日本政府としてはWFP(国連世界食糧計画)を通じた食糧支援も現在検討されています。

最後に、被災された人々にお見舞いの気持ちを伝えるとともに、一日でも早い復興を願って止みません。