ボランティアレポート「HIV陽性者だけの男子会」

2015年2月20日

氏名:山内 洋和
隊次:平成25年度2次隊
職種:感染症・HIV/AIDS対策
配属先:ムジンバ県社会福祉事務所
出身地:京都府

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男子会に参加するHIV陽性者たち

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一瞬の判断で大切な人を守れます

マラウイにはCBO(Community Based Organization)という地域の町内会が存在し、村の決め事や、困っている人の手助けをしています。その中にHIV陽性者のサポートグループも存在しているのですが、メンバーはほとんどが女性。理由を聞くと男性はグループに参加するのが恥ずかしいから…。グループに参加すると定期的にHIV/AIDSに関する事や栄養面の情報共有、世間話をして悩みや不安を解消したりとお互いに陽性者として励まし合い助け合う事が出来る良い場所なのに…。別名Warm Heart Of Africaと呼ばれるくらい、人柄が穏やかでよく笑い何事も楽観的に捉える人達ですが、それでも自殺をする人もまれにいてHIV/AIDSが理由の時もあります。女性は陽性者のサポートグループに入り、日ごろの悩みや情報を共有しHIV/AIDSと向き合う環境があるのに男性はどうか?と考えたのが男子会のキッカケ。そのような環境があれば男性も一人で悩みや不安を抱えたまま生活することが減るのではと考えました。知り合いのHTC(HIV Test & Counselling)のカウンセラーを通じて、月に2度、男性陽性者を集めプライベートな場所で現地のお酒とアフリカの音楽を楽しみながら男子会をします。最中にカウンセラーによるHIV/AIDSの関する情報共有やコンドームの配布を行います。彼等が陽性者である事は変わりません、しかしたまには飲みたい時もあるしそんな時に気の知れた仲間と過ごす時間が彼等の心の支えとなり、彼等の生活が少しでも変わればと願っています。