ボランティアレポート「初の民間連携ボランティア、ストライキと大雨洪水被害の中での模索」

2015年3月4日

名前:曽我 祐二
隊次:平成26年度9次隊
職種:コンピュータ技術
配属先:マラウイ大学 大学オフィス
出身地:千葉県

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配属先のマラウイ大学

マラウイ南部の都市ゾンバにある、マラウイ大学の大学オフィス。昨年10月に赴任し、マラウイ初の民間連携という形でのボランティア活動を行いました。当初要請されていた内容は「ネットワークの構築」という大掛かりなものでしたが、いざオフィスに行ってみると既にWifiも使えるような状態。ネットワークエンジニアとしてマラウイに来たものの、「じゃぁ何するの?」から始まった活動でした。

大学オフィスには相当数のPCがありますが、資産管理が全くされておらず、カウンターパートは大学ホームページの編集の仕方もわからない、サーバルームには飲み終わったコーラの空き瓶が数十本放置されている…そんな状況の中、IT資産の管理やホームページの編集方法の模索等を行いつつ、今後オフィスが解決すべき問題点の洗い出しを行っていきました。

マラウイという国にも大学オフィスにも慣れてきた12月、異変は始まりました。オフィサーによるストライキ。しかも大学オフィスだけではなく、4つあるCollegeの全てで実施されており、JICA事務所からも注意喚起が来るほどでした。当然ストライキ中は活動ができず、年末にはオフィス側と衝突するオフィサー達で物々しい雰囲気が漂っていました。そしてストライキも終結した年明け(Collegeでは継続中でしたが)、今度は大雨による洪水被害。ゾンバの街は直接的な被害は少なかったものの、電力供給の制限によりオフィスが毎日停電。パソコンを使う業務であるがゆえに、またも何もできない状態になりました。

結局最低限の情報収集、という活動が主な(唯一の)収穫となりましたが、今後も後任者に問題の洗い出しと解決をしてもらい、少しずつ大学オフィスのネットワーク環境の改善に取り組んでいけたらと思います。マラウイ初の民間連携として活動を行いましたが、自分にとっても、企業にとっても、非常にいい経験ができたように思います。今回は期間が短かったうえにトラブル?も重なってしまいましたが、次回の派遣からは大学オフィスにとっても、いい結果が出る様な活動を後任者に行ってもらいたいと思います。

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職場でのミーティングの様子