JICAオフィシャルサポーター高橋尚子さんマラウイ訪問(2)−児童養護施設で691足の運動靴をプレゼント

2015年8月17日

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運動靴を配る高橋尚子さん

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運動靴をもらい喜ぶ子供達

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協力隊員と写真撮影

JICAオフィシャルサポーターである高橋尚子さんのマラウイ滞在3日目となる7月10日の午前10時、首都リロングウェから西方に車で1時間半の町ムチンジに一行は到着、その町にある児童養護施設Home of Hopeを訪問しました。この児童養護施設は昨年の6月まで青少年活動の青年海外協力隊員が配属されていた場所であり、現在も坂村優隊員(コミュニティ開発)が活動先の一つとしています。高橋尚子さんらはスマイルアフリカプロジェクトとして児童養護施設が運営する幼稚園と小学校に通う子供達(半数は近隣からの通学生)691人に日本から贈られた運動靴を配布しました。

高橋尚子さん一行が児童養護施設に到着すると子供達はダンスと歌で迎えました。日本語で歌う「幸せなら手をたたこう」には一同が驚かされました。施設内の広場で寄贈式典が始まり、関係者からの挨拶の後、30人の子供達に対して高橋尚子さんらが自ら足のサイズを合わせ、運動靴をプレゼントしました。式典の最後には、高橋尚子さんがご自身のオリンピック経験を紹介、スポーツをきっかけに将来の夢を持つことを子供達に語りかけました。その日の午後、残りの子供達に改めて広場に集まってもらい、全員に運動靴を配りました。贈られた靴を履いて高橋尚子さんと一緒に走る子供達の顔は笑顔で一杯でした。この子供達の中からスポーツを通じた夢を実現する人が出るものと期待されます。

実はこのイベントのために、坂村隊員とともにムチンジにいる他の3名の隊員が大活躍をしていたのです。彼らはムチンジの水開発事務所に勤務する原真人隊員、杉田拓郎隊員、池上享平隊員です。高橋尚子さんの訪問の2ヵ月前、児童養護施設で子供達全員の足のサイズを計測しました。そのお陰で691人名に及ぶ子供達一人一人にサイズの合った運動靴を渡すことができました。また、訪問当日の式典プログラムから歓迎の準備まで、児童養護施設のスタッフと入念な打ち合わせをしてきていたのです。

この児童養護施設はアメリカの歌手マドンナが養子にした男の子が、それまで暮らしていたところでもあります。児童養護施設の院長は、マドンナに続く著名人が日本から来た、と大変な喜びでした。孤児のフォスターペアレントになってくれる方が日本にいれば、いつでも歓迎とのことです。