OJTレポート「第1回 Tsopano ndiliku Malawi!(私は今マラウイにいます!)」

2015年8月26日

今年も海外新人研修の季節がやってきました。今回マラウイ事務所に着任したのは国際協力人材部所属の後藤理沙さんです。彼女の体験をOJTレポートとしてシリーズで紹介していきます。ご期待ください。

7/28から新人研修のためマラウイ事務所に赴任した後藤です。3か月間、マラウイの現場で何が起き・どんな人たちが何をしているのかを体感し、発信していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

マラウイに来てまず思うこと

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首都リロングウェの風景

私は今マラウイの首都リロングェに滞在していますが、あたりは首都とは思えない"のどかな"風景が広がっています。人も車も多すぎず、すれ違う人と「ムリバンジ?」(元気ですか?)「ディリビーノ、ジコモ」(元気です、ありがとう)と挨拶をしながら事務所に通っています。嬉しい驚きの一つは、とても過ごしやすい気候であることです。日本では猛暑が続く一方、マラウイの7,8月は涼しい時期なので長袖シャツ1枚で過ごせる快適な日々が続いています。(朝夜は少し寒いくらいです。)

国民1人当たりの所得(GNI)が世界で162位/166カ国中(注)のマラウイは、世界の中でいわゆる「最貧国」と言われています。しかし今の私から見えるマラウイの人々は、自給自足の生活を送り、携帯電話を持ち、レンガのお家に住んでいる方々ばかり。彼らは本当に貧困なのでしょうか?JICA職員として向き合うべき"貧困"とは何なのか、心に留めつつこの3か月間を大切に過ごしていきたいと思います。

(注)World Health Statistics 2014(世界保健統計2014)より

プロジェクト視察1):カムズ国際空港

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カムズ国際空港

首都リロングェにあるカムズ国際空港は1982年、JICAの援助によって建てられました。周りに海がない内陸国のマラウイにとって空路は今後の発展に大きく関わる重要な交通手段の一つです。現在JICAでは空港のオペレーションにおける技術向上を目的とした「航空管制人材育成プロジェクト」を実施しています。飛行機の安全な離着陸のための指示や国境付近で各国との連絡を行う管制官の育成をはじめ、空港運営に必要な知識の習得が目的です。カムズ国際空港がマラウイの人々の信頼を得、安心して利用できる"マラウイの玄関"となるため、日本の人材育成におけるノウハウが活用されています。

今後はプロジェクトの専門家や青年海外協力隊の活動現場を訪問していきます。またこの3ヶ月間、マラウイの人や文化に触れ、様々な場所を訪ねる中でマラウイの良さをたくさん見つけたいと思います。次回のOJTレポートもぜひご一読ください。

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管制塔内の様子