テザニ水力発電所増設計画がスタート!

2014年4月3日

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ムクウェザランバ財務大臣と西岡大使によるE/N署名

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現在のテザニ水力発電所

2014年3月17日、無償資金協力事業「テザニ水力発電所増設計画(詳細計画)」に係る交換公文(Exchange of Notes:E/N)及び贈与契約(Grant Agreement:G/A)の署名式がマラウイ財務省で行われました。日本側からは西岡周一郎大使とJICAマラウイ事務所下田次長、マラウイ側はムクウェザランバ財務大臣が代表者として出席しました。

現在、マラウイ国内における電力最大需要は現在約350MWとされ、今後も年率5%程度の高い伸びが予想されています。既に都市部及び農村部共に慢性的に電力が不足しており、首都のリロングウェにおいても頻繁に停電が発生するなど、経済活動や市民生活に大きな影響を与えています。その一方で、近年のマラウイでは新規の電源開発等は殆ど行われず、電力不足は深刻な課題となっています。

こうした状況から、マラウイ政府はエネルギー開発を「マラウイ成長開発戦略II(2011-2016)」において9つの重要分野の一つと位置付けています。署名式当日もムクウェザランバ財務大臣より、「今後もマラウイの電力需要は増加し続けることが予想されている。電力不足は、投資家の足が遠のき、マラウイの産業の競争力低下に繋がる事から、今回のテザニ水力発電所増設計画は非常に喜ばしく、新しいステップに入った事を歓迎したい。」と大きな期待が寄せられました。

本案件では、既存のテザニ水力発電所の設備容量を21.8MW増設することを計画しており、2018年の完成を目指しています。JICAはこれまでもマラウイのエネルギー分野への支援を行ってきましたが、今回の協力を通じて、マラウイの電力供給能力の向上、そして経済・産業基盤の強化と市民生活の改善が期待されます。