ボランティアレポート「絵の可能性は∞」

2016年5月11日

氏名:上柳美生
隊次:平成26年度3次隊
職種:コミュニティ開発
配属先:ルンピ県コミュニティ開発局
出身地:大阪府

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真剣に絵画制作に取り組む様子

皆さま、初めまして。今回はJICA関西の企画がきっかけで、私の任地の小学校に美術部が創設されたことと、その後の子どもたちの様子をお伝えします。

当企画はJICA関西主催神戸ビエンナーレ2015児童絵画コンクールという、世界各地から対象年齢の子どもたちの絵を募集し、コンクールを実施するというものでした。業務上、この企画以前はほとんど小学校に関わりがありませんでしたが、せっかくの機会だと思い居住地の3つの小学校を訪問しました。各校にて校長先生と美術部の先生と打ち合わせを行い、まず校内でコンテストを実施していただき、各校から約10枚ずつの作品を提出していただきました。それぞれの作品には子どもたちの気持ちが込められており、上手い下手関係なく、すべての作品が輝いて見えました。

残念ながら、私の任地からのコンクール入賞作品はありませんでした。しかし、JICA関西から頂いた参加賞を届けた際にとても嬉しい知らせを受けました。なんと、参加校全てでこのコンクールがきっかけで美術部が創設されたとのことです。これはコンテストに参加した児童だけでなく、その周りの児童、また美術部の先生もこの企画をきっかけに美術の楽しさを再認識し、絵に対する情熱が生まれた結果だと思います。

実は私も幼い頃は絵を描くのが好きで、中学時代は美術部に在籍し、前職では東日本大震災の心のケア事業の一環でアートセラピーに携わっていました。このような背景から、私は絵には情操教育の発達や人の心を癒す効果があると思っています。今回の企画を通して、絵で任地の子どもたちの笑顔が増えたことは私も大変嬉しく思います。先日1校の美術部を訪問した際に部員にインタビューしたところ、以下の様な声が聞かれました。

「私は絵を描くことが大好きなので、美術部に入りました。ここでは絵について沢山学べて嬉しいです。コンクールに参加した後は絵が以前より上手になった気がします。これからももっと絵を描きたいです。」(ティオンゲ・ゴンドエ、ルンピ県公立RU2小学校7年生)

最後に、この美術部へ画材をご支援いただいたJICAマラウイ事務所及び「そっと応援する会(外部サイト)」の皆さまへ感謝を申し上げます。

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カラフルな絵が完成しました