SMASSEプロジェクトを通じ、マラウイ大学チャンセラー校と広島大学とが連携協定を締結

2017年7月7日

2017年6月20日に、中等理数科教育強化プロジェクト(SMASSE)がマラウイ首都リロングウェで開催したアクションリサーチ最終発表会*の場において、マラウイ大学チャンセラー校と広島大学の学術・人材協力協定の調印式がとり行われました。

マラウイ大学はマラウイ国内トップレベルの国立大学で、その中心キャンパスであるチャンセラー校には教育学部が属しています。SMASSEフェーズ3では、アクションリサーチの取り組みにおいてプロジェクトと共に活動を行い、広島大学の協力を受けつつ同学部の理数科教育法カリキュラム改定を行いました。その結果、新カリキュラムにはASEI/PDSIというSMASSEの理念が反映されました。また、アクションリサーチを通じて得られた知見を今後もカリキュラムや教材に取り入れていく方針です。

一方、広島大学は、発展途上国を対象とする教育開発の研究分野で、深い知見や豊富な活動実績を有しています。また、マラウイの隣国ザンビアを主要な調査現場の一つとし、ザンビア大学との連携を含む学術交流を行ってきています。マラウイSMASSEプロジェクトに対しては、アクションリサーチのアドバイザーとしても支援していただきました。

調印式には、マラウイ大学チャンセラー校のサジドゥ副学長と広島大学大学院国際協力研究科の清水欽也教授が出席し、署名を入れた協定書を交わしました。

また、清水教授には、アクションリサーチ発表会において基調講演とパネルディスカッションにご登壇いただき、ザンビアや日本における授業研究の実践事例紹介や、マラウイの教育の発展に向けたさらなる問題提起、持続的な活動への助言をしていただきました。

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調印式で握手をするマラウイ大学のサジドゥ副学長と広島大学の清水教授

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パネルディスカッションで参加者に語りかける清水教授

両大学の協力協定が締結されたことにより、共同研究など教育分野におけるマラウイと日本のさらなる学術的な交流が広がるものと期待しています。