ボランティアレポート「アートマイルに参加!国際交流で得たものは?」

2017年9月12日

名前:永井 美郷
隊次:平成27年度2次隊
職種:青少年活動
配属先:ンジェワ教師研修センター
出身地:愛媛県

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日本の小学生とスカイプで交流

私は2015年10月からマラウイの首都リロングウェ県西部にあるンジェワ教師研修センターに配属されています。同センターが管轄する11校の公立小学校を巡回し、表現芸術科目(体育、音楽、図工等が統合された科目)の実技指導補助や、イベント開催、クラブ活動の運営等を行っています。

クラブ活動の一環として、昨年9月から今年3月にかけて、アートマイル国際交流壁画に参加しました。このプログラムの目的は、自分たちの国の伝統文化に誇りを持ち、広い視野を持って自立した子どもを育てることです。海外の学校と日本の学校が共通のテーマを設定して協働学習を行い、その成果物として一つの大きな壁画を完成させます。マラウイからこのプログラムに参加するのは、今年で2回目となります。

今回参加したのは、私が巡回している学校の一つであるチテゼ小学校です。全校児童は約2,000名の、マラウイの小学校としては中規模の学校です。参加メンバーは5〜7年生から16名選びました。担当してくれた2名の先生が、マラウイでは珍しく表現芸術科目にとても熱心な先生だったので、活動を進めるうえで大いに協力してくれました。

私たちのパートナー校は愛知県の小学校で、テーマを「Culture」に設定し、自己紹介とお互いの国の文化について紹介することから始めました。日本とのやり取りは主に専用のサイトを使うのですが、マラウイの子どもたちは文字で会話をするのが初めてだったため、最初はどうやって会話を進めたらいいかわからず戸惑っていました。しかし、回を重ねるにつれて相手との会話を楽しめるようになり、「僕の友だちから返事は来た?」と聞いてくるようになりました。絵具を使うのももちろん初めてで、初めは恐る恐る筆を手にしていましたが、慣れてくると筆を取り合うくらい積極的に取り組むようになりました。

壁画制作を通して子どもたちはマラウイの文化を再認識し、日本の文化を知り、英語でコミュニケーションをとる楽しさを知りました。
一番嬉しかったのは、参加した子どもたちが‘マラウイの外’に興味を持ってくれたことです。この活動によって彼らの世界が少しでも広がり、勉強に対するモチベーションアップに繋がったなら幸いです。

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完成した壁画