マラウイ向け無償資金贈与契約の締結:首都リロングウェの無収水削減用機材の整備により首都の安定的な給水事業に貢献

2018年3月14日

国際協力機構(JICA)は、3月14日、リロングウェにて、マラウイ共和国政府との間で、「リロングウェ無収水削減用機材整備計画」を対象として3億6,200万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement:G/A)を締結しました。

本事業は、マラウイの首都リロングウェ市の無収水対策の効率化を図り、リロングウェ市の安定的な給水サービスの改善に貢献するものです。

リロングウェ市は、約4%を超える急速な人口増加を背景に水需要への対応が緊急課題となっています。2016年に発生した大規模な渇水時は、4月から12月までの乾期に週に3回~4回に渡る24時間断水が行われ、首都の経済活動や人々の生活に大きな影響を与えました。しかし新たな水源開発には資金及び時間がかかるため、漏水等を削減し、貴重な水を有効に活用するための無収水対策が最優先課題となっています。現在は、浄水した水の約3割が漏水や水道料金未回収等の無収水とされ、リロングウェ水道公社の経営にも影響を与えています。またコレラ等の水因性疾患撲滅のためにも、24時間安全な水を供給することは極めて重要となっています。

本事業により、無収水対策に必要な機材が整備されることにより、効率的かつ安定した水の供給が期待されます。JICAは、本案件に加え、リロングウェ水道公社の能力強化のための技術協力を合わせて実施し、同国の安定的な水道事業の経営に貢献します。

案件基礎情報

国名

マラウイ共和国

案件名

リロングウェ無収水削減用機材整備計画(The Project for the Improvement of Equipment for Non-Revenue Water Reduction in Lilongwe)

実施予定期間

工期16ヵ月(詳細設計・入札期間含む)

実施機関

リロングウェ水公社

対象地域・施設

リロングウェ市

具体的事業内容(予定)

1)機材調達

水道管埋設用機材(小型掘削機、補修用管材等19点)、漏水探知機材(漏水探知機等6点)、運営・検査機材(携帯型水道メーター検査器等3点)、非常用発電機1基

2)コンサルティング・サービス

詳細設計、入札補助、施工監理

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贈与契約署名式の様子

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水道管からの漏水

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水道管の漏水修理