9月に任期を満了した4名のJICA海外協力隊による最終報告会

2019年10月28日

9月20日(金)、9月にJICA海外協力隊としての任期満了を迎えた鷺谷さん(環境教育)、長田さん(環境教育)、森中さん(環境教育)、大内さん(電気・電子機器)の4名がJICAマレーシア事務所にて最終報告会を行いました。

鷺谷さんは廃棄物公社(SW Corp)のマラッカ支社にて活動し、高倉式コンポストを使って学生達と一緒に作った堆肥で木々に花を咲かせたり、風呂敷等を紹介したりする活動が印象的でした。

また、同じ廃棄物公社(SW Corp)ジョホール支社の長田さんは、動画を活用した地域の人々のごみへの意識調査、スポーツ交流を通じた地元の人に対するごみ拾い啓発活動、廃品を集めての展示物作成、SW Corpの同僚に日本語を教える等、長田さんの個性を活かした精力的な活動が目立っていました。

同ヌグリスンビラン支社の森中さんは、国連のスローガンでもある“MOTTAINAI”、と4R(3R(リデュース・リユース・リサイクル)+RESPECT)を講演で紹介し、非常に盛り上がったと話しました。小学校教諭の経験を活かし、学校でごみ問題や高倉式コンポストの講義をしました。日本に帰国後は、マレーシアでの経験を同僚の先生方や生徒達に伝えていきたいと、力強い言葉を残しました。

最後に、実践に即した技術を学ぶ職業訓練校、高等技術トレーニングセンター(ADTEC)シャーアラム校にて活動された大内さんは、同校のオートメーション・ロボットコースにおいて、講師を対象にした産業界のニーズに即した技術の紹介や、現地日系企業との関係構築などについて報告しました。

帰国後の皆様の更なる活躍が期待されます。

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高倉式コンポストの講義・実践・観察について報告するJOCV

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JOCVが廃棄物から作成した展示物