カンボジア向け無償資金贈与契約の締結:港湾手続きの電子化を通じて、輸出入手続きの簡素化・国際調和化及び港湾行政の近代化に貢献

2019年2月27日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、2月26日、プノンペンにて、カンボジア王国政府との間で、「港湾近代化のための電子情報処理システム整備計画」を対象として13億4,000万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、シハヌークビル港及びプノンペン港において、港湾EDI(Electric Data Interchange)に必要なシステムを構築することにより、入出港に係る申請・届出等の電子化による手続きの合理化を目指すものです。本案件により、カンボジアの輸出入手続きの簡素化・国際調和化及び港湾行政の近代化が一層強化されることが期待されます。

また、カンボジア国内でのシングルウィンドウ(注)の実現に貢献するもので、将来的なASEANシングルウィンドウの構築にも一層貢献することも期待されます。

(注)シングルウィンドウ:輸出入港湾関連手続きのワンストップサービス

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 カンボジア王国
案件名 港湾近代化のための電子情報処理システム整備計画(The Project for Port EDI for Port Modernization)
実施予定期間 30ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 公共事業運輸省
対象地域・施設 シハヌークビル港及びプノンペン港
具体的事業内容(予定) (1) 機材調達
以下の機能を有するハードウェア・ソフトウェアと据付工事
船舶の入出港手続きに係る電子申請・届出、統計管理、及びシステム共通基盤・制御、サーバー、ネットワーク、端末
(2) コンサルティング・サービス
詳細設計、入札支援、調達監理、(ソフトコンポーネントとして)システム運用保守計画および運用プロセス整備支援、ヘルプデスク管理支援、業務マニュアル整備支援等