秋篠宮同妃両殿下、眞子内親王殿下並びに佳子内親王殿下がJICA帰国専門家にご接見

2017年9月19日

各国で活動したJICA帰国専門家4人が9月1日、東京・元赤坂の秋篠宮邸で、秋篠宮同妃両殿下、眞子内親王殿下並びに佳子内親王殿下にお目にかかり、それぞれの活動を報告しました。

帰国した専門家は、2004年3月から、4〜5人ずつ秋篠宮同妃両殿下にご接見を賜っています。15回目となる今回は、アフリカ、中東、アジアで活動した4人がご接見を賜りました。

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ご接見を賜った4人の専門家(左から原さん、三浦さん、萬宮さん、吉田さん)

みんなの学校プロジェクトのロゴを考えてくれたウセイニちゃんと

■ニジェールで「みんなの学校」を推進

原雅裕さん(アスカ・ワールド・コンサルタント株式会社、東京都出身)は、ニジェールで2003年から「みんなの学校プロジェクト」のチーフアドバイザーを務めています。保護者、地域住民、教員とのコミュニケーション不足を改善し、相互理解を高めてより良い学校を作ることを目指したモデルを形成、アフリカの4万校に普及し、教育改善に大きな成果を上げています。

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プロジェクトで住民の中から育成した講師が苗木生産の研修を行う

■マダガスカルの自然環境保全に貢献

三浦浩子さん(アイ・シー・ネット株式会社、大阪府出身)は、2012年2月から来年3月にかけてマダガスカルで実施している自然環境保全プロジェクトの総括を担っています。住民支援を通じて自然環境の保全につなげる手法「LIFE」を確立し、ほかの国際援助機関でも活用されるなど、マダガスカル中で認められ始めています。

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住民ガイドの育成や、住民との交流も図れるツアーを実施

■ヨルダン古都で住民参加型の観光開発

萬宮(まみや)千代さん(株式会社かいはつマネジメント・コンサルティング、京都府出身)は、ヨルダンの古都サルト市において、住民参加型観光開発プロジェクトの総括として、2012年9月から2017年5月にかけて事業を支えました。山口県萩市のまちづくりを参考に、まちを博物館ととらえるエコミュージアムコンセプトに基づく観光開発を進めました。

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農業以外の収入源も確立すべく、果物加工教室なども開催

■ミャンマー山岳地域の麻薬撲滅に尽力

吉田実さん(公益社団法人国際農林業協働協会、福岡県出身)は、2014年3月から3年間、ミャンマーの麻薬撲滅のためのプロジェクトでチーフアドバイザーを務めました。ケシ栽培が組織的に行われていた山岳地域で、代替作物の栽培など生計手段の多様化を目指した技術指導や、行政官の能力向上などを進めました。

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強い関心と広い知識で今後の活動の活力に

4人はご接見を振り返り、秋篠宮同妃両殿下、眞子内親王殿下並びに佳子内親王殿下が温かな雰囲気の中、それぞれの活動について強い関心を持って聞いてくださったと語りました。また、「熱心にメモを取りながら聞いてくださり感激した」「プロジェクトで最も重要で難しい点についてご質問があるなど、知識の広さや視点の鋭さに敬服した」「今後の活動の励みになった」などと述べました。