JICA帰国研修員同窓会のASEAN地域会合実施

2014年10月28日

当地のJICA帰国研修員同窓会(JAAM)が、アセアン帰国研修員同窓会交流連絡会(AJAFA-21)の枠組みのもと、バガンにてRegional Leaders Forum(RLF)(注)を10月25日〜27日に開催したところ、ASEAN各国から約120名(ミャンマーからの参加者含む)の帰国研修員が参加し、各国の相互理解・相互文化交流を行いました。

25日にはマンダレー地域政府のKyaw Sunn運輸大臣が参加され、開会式が行われた他、各国代表が「Responsible Community for Sustainable Development」というテーマで各国の取り組みを発表しました。また、26日はミャンマーの代表的な木であり、4月頃に黄色い花をさかせる「パダウ」を各国代表が記念に植樹した他、一同はJICAの「中央乾燥地村落給水技術プロジェクト」(技術協力)および「中央乾燥地植林計画」(無償資金協力)の成果を視察しました。給水技術プロジェクトで井戸を掘削した"Gyan Lee"村では、井戸使用状況を視察したほか、地方開発局の担当職員から説明を受けました。「この村の住人(約100世帯、500名)は、井戸がない頃、水くみが1日仕事になることもあったが、井戸ができたおかげで農作業に集中できるようになったし、飲み水にも困らなくなった。JICAの協力に感謝する」とJICA協力への感謝が述べられました。各国参加者からはモーターのパワーと井戸の深さに係る関係性や井戸水の利用料について等、様々な質問が飛び交い、活発な意見交換が行われました。

27日は閉会式が行われ、今回のRLF実施に関わったミャンマー政府関係者や同フォーラム運営・開催に尽力したJAAMメンバーへの感謝が各国参加者から述べられた他、今後のASEAN及び日本の更なる関係強化を願い、2014年度のRLFを閉会しました。来年はフィリピンで同フォーラムが開催される予定です。

ミャンマーの開発促進のみならず、日本とミャンマーとの友好関係強化、ASEAN各国の相互理解、友好関係強化にも寄与すべく、今後もJICAはJAAMの活動を支援していきます。

(注)Regional Leaders Forum(RLF)とは、過去にJICAの青年招聘事業(※現青年研修事業)に参加した研修員が一同に会し、各国での活動事例の紹介、各国の文化の紹介及び各国の知見・経験の共有をすることにより、各国の相互理解及び相互交流を行い、国際的な友好関係のより一層の強化を図る目的で毎年行われているものです。持ち回りで各国JICA帰国研修員同窓会が毎年RLFを運営・開催しています。

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開会式の様子

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各国代表によるパダウの木の植樹

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JICAプロジェクト成果の視察(村民が牛車で水を汲んでいる)

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閉会式の様子(インドネシアからの参加者とMr. Aung Din JAAM会長)