「ヤンゴン市上水道施設緊急改善計画」贈与契約の調印

2013年9月28日

国際協力機構(JICA)は、9月28日、ヤンゴン市開発委員会(Yangon City Development Committee:YCDC)との間で、「ヤンゴン市上水道施設緊急改善計画」(供与限度額19億円)(The Project for Urgent Improvement of Water Supply System in Yangon City)にかかる無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement:G/A)を締結しました。

【画像】

ヤンゴン市役所で行われた調印式の様子
(左:ラ・ミン ヤンゴン市長、右:田中雅彦JICAミャンマー事務所長)

本事業は、ヤンゴン市の総給水量(52.4万立方メートル/日)の約4割を供給するニャウフナッピン第1期浄水場送・配水ポンプ場の改修及び送水ポンプの更新、ヤンキンタウンシップにおける漏水対策を行うことにより、急増する水需要に対応する上水道サービスの改善を図り、住民の生活環境の改善に寄与することを目的としています。

ヤンゴン市は、ミャンマーの全人口約6千万人のうち約1割弱の510万人が集中する中心都市です。同市の上水道システムの歴史は古く、1842年に整備が始まりましたが、現在、ヤンゴン市開発委員会水衛生局が運営する上水道サービスを受けているのは、ヤンゴン市人口の38%程度に過ぎません。加えて、老朽化した各種施設の更新・修繕が適切に行われていないことから、断水、低い給水圧、時間給水、50%に達する漏水など、様々な問題が生じています。

本事業は、JICAがヤンゴン市開発委員会(YCDC)と実施する最初の無償資金協力であり、JICAの支援で作成されたヤンゴン上水マスタープランで掲げられた2040.年の目標:上水道サービス提供範囲の拡大(38%→80%)、24時間給水、安全な飲料水の供給、漏水率の削減(50%→10%)に実現に向けた第一歩となります。