ティラワ経済特別区(SEZ)投資認可証合同授与式の開催

2014年12月12日

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事業概要を説明するセ・アウンティラワSEZ管理委員長

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投資許可証授与式

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ニャン・トゥン副大統領による閉会の辞

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(左)松井専門家
(中央)ニャン・トウン副大統領
(右)セ・アウンティラワSEZ管理委員長

2015年年央の操業開始を目標に日本・ミャンマー両政府が官民一体で開発を進めている「ティラワ経済特別区(SEZ:Special Economic Zone)」において、11月25日付で日本からの投資事業案件に関し、第一号となる投資認可が下りた他、引き続き日本や米国等からの投資事業案件に対しても投資認可が下りたため、ティラワSEZ管理委員会主催で「投資認可証合同授与式」が2014年12月12日ティラワSEZにて開催されました。

ティラワSEZ開発事業は、ミャンマーのヤンゴン市近郊(市街中心部から南東約23キロメートル)に位置するティラワ経済特別区(SEZ、約2,400ヘクタール)において、早期開発区域である約400ヘクタール(Zone A区域)の操業を2015年年央に開始すべく、開発しているものです。

ティラワSEZ開発に関して、JICAは主に3つの役割を担っています。まず、技術協力を通じて、改正SEZ法や同法細則の策定支援やティラワSEZ管理委員会及びワンストップサービスセンターの能力向上を支援しています。2つ目は、円借款や無償資金協力を通じて、ティラワSEZ周辺地域の電力、水、通信、道路、港湾などのインフラ整備を行っています。3つ目は、海外投融資を通じて、MJティラワ・デベロップメント社(同経済特区の造成、販売、運営を行う現地事業会社)にJICAが出資し、経済特区開発・販売・運営事業を行うために必要な資金を支援しています。こうした一連の支援により、ティラワSEZに対する民間投資のボトルネックが解消され、企業の積極的な投資を誘引することが期待されます。

今般の授与式典には、ミャンマー側からはニャン・トゥン副大統領、セ・アウンティラワSEZ管理委員長兼中央銀行副総裁、ミン・スエヤンゴン地域首相をはじめとして、関連省庁の副大臣やヤンゴン市長が出席した他、江洋ラヂエーター株式会社やフォスター電機株式会社等、ティラワSEZに投資を行う各社代表が出席しました。また、樋口大使やMJティラワ・デベロップメント社の梁井社長、JICAミャンマー事務所長の田中が出席した他、ミャンマー・日本両国メディア関係者も出席しました。

式典の中で、「JICA専門家の協力なしに、速やかな投資認可を行うことは難しかった。JICAの協力に深く感謝する」とセ・アウンティラワSEZ管理委員長より、JICAへの感謝が述べられました。

ティラワSEZ(Zone A区域)では、今後、質の高い電力供給や水道システムを兼ね備えた高水準の経済特区を目指し、2015年の開業を目指して開発が進められていきます。JICAとしても、ミャンマーの最重要課題である製造業の振興や雇用創出など、ミャンマーの社会経済開発のため、引き続き積極的な支援を行ってまいります。