学校建設を通じてミャンマー・ラカイン州地域開発を後押し

2018年7月17日

ロヒンギャ問題で揺れるミャンマーのラカイン州で、国際協力機構(JICA)の無償資金協力で建設された学校校舎の引き渡し式典が7月17日に執り行われました。式典が開催された州都シットェ市内の第9ミンガン基礎教育高校は、2015年7月にミャンマーの12州・地域を襲った洪水・地滑りにより被災した4,116学校の一つで、無償資金協力「洪水及び地滑り被害地における学校復旧計画」(贈与限度額15億円)の一部資金を使用し、新規校舎が建設されました。本事業では、災害に強い学校建設を進めるべく、「ビルド・バック・ベター(Build Back Better)」の原則の下で教育環境の改善を支援し、被災を受けた学校の施設拡充を行っています。

本無償資金協力により、ラカイン州においては、これまで同州北部・中部を中心に39校が再建されています。今後は、残余額を使用して、新たに15校程度の学校を建設予定で、これらの学校建設予算を合わせると同無償資金供与額の約7割がラカイン州の学校に使用されることとなります。

式典には、ミャンマー側からは、ミョー・テイン・ジー教育大臣、ニー・プーラカイン州知事、日本側からは丸山在ミャンマー日本大使、唐澤JICAミャンマー事務所長らが参加し、生徒による美しいラカイン民族舞踊が披露されるなど、終始和やかな雰囲気の中、執り行われました。

JICAは、現在、教育支援に加えて、円借款「貧困削減地方開発計画(フェーズ2)」を通じて、道路、地方都市給水、送配電設備の整備を支援し、ラカイン州全体の生活基礎インフラ拡充に貢献しています。

上記のようなセクター横断的な開発支援を通じて、JICAは今後も、ミャンマー政府や国連機関などと連携しながら、ラカイン州の発展と安定、ひいては同州の平和に貢献していきます。

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