ミャンマー気象水文局とJICA-気象に係る技術協力開始に合意-より正確な気象情報作成に向けたの予報技術向上へ

2018年11月28日

ミャンマーにおける唯一の国家気象機関であるミャンマー気象水文局とJICAは2018年11月28日午前、技術協力プロジェクト「気象観測予報能力強化プロジェクト」の合意議事録に署名しました。プロジェクトは2019年6月までに開始し、3年の間、様々な専門家が派遣される予定です。

プロジェクトでは、信頼できる気象情報が一般国民及び防災機関に配信されるよう、定量的な方法にて、貴省プロダクツ及び分析に関して品質管理の訓練を行うものです。そのために、無償資金協力によってJICAから提供されたヤンゴン・マンダレー・チャオピューの3つの気象レーダーや様々な地上測器を十分に活用する予定です。

DMHのチョー・モー・ウー総局長はDMHの能力の改善の重要性を強調しています。「サイクロン・ナルギス(2008年)災害の経験を経て、DMHは日本及びJICAの支援を通じて近代化させてきました。気候変動に対応していくには気象予報におけるさらなる改善は不可欠なのです」。

唐澤雅幸JICAミャンマー事務所長は「雨期の前に技術協力プロジェクトを開始できることが何よりです。気象情報は昨年のミャンマー東部における洪水を考えると災害への備えには非常に重要です。一方、気象情報はJICAがミャンマー政府を通じて協力している農業や航空、そのほかの経済活動にも不可欠です」と述べています。そのほか、JICAはニュース放送を含むミャンマー・ラジオテレビ局の能力強化を支援しており、こうしたメディアへの情報提供にも正確な気象情報は活かされます。

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新しい技術協力プロジェクトの覚書署名を記念のしるしを唐澤雅幸JICAミャンマー事務所長に渡すチョーモーウー気象水文局総局長。

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気象水文局本部気象部では手書きの天気図も今後の分析のために保管されている。

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MRTV(ミャンマー国営ラジオテレビ局)ともつながっているDMH内のニューススタジオ。