国際協力ってなに?

世界の問題は日本の問題でもあるんだよ

世界には、水や食糧、学校や病院などが十分になく、困っている国がたくさんあります。そうした国々は「開発途上国」と呼ばれ、今も多くの人が飢えや貧困に苦しんでいます。

このような国が抱えている問題は、地球温暖化などの環境問題やエイズ、マラリアなどの感染症のように、日本を含む世界中の国で互いに影響しているため、世界が協力して途上国の問題解決に取り組む「国際協力」が大切なのです。

開発途上国と私たち

日本は、さまざまな電化製品、自動車、技術を世界中に輸出し、海外からお金を得ています。その一方で、私たちの暮らしや産業は、途上国から輸入している多くの食糧や衣料品、石油、木材などで成り立っています。

同時に、日本はエネルギーなどの資源が乏しい国です。私たちの便利な生活をささえるため、これら資源も、開発途上国からの輸入でまかなっています。このように、日本にとって、開発途上国は日本を支えてくれる大切なパートナーなのです。

そうした国々が直面している問題に目を向け、手を差しのべることは、日本の私たちの社会の安定のためにも必要なのです。日本は、開発途上国に学校や病院を建てたり、人々に技術を伝えたり、資金を貸したり、さまざまな支援を行っています。

日本もかつては援助を受けていました

第2次世界大戦後、日本は食糧や物資が不足し、貧しい状況にありました。しかし、世界の国々から食糧や医療、医薬品などの援助を受け、たくさんの困っている人々に届けられたのです。東海道新幹線や東名高速道路は、海外からお金を借りて建設されたものです。こうした世界の手助けのおかげで、日本は発展できたのです。ですから開発途上国を支援するのは、世界の一員として日本が果たすべき責任でもあります。

私たちの生活は、私たちだけでは成り立たないということ、世界の国々があってこそ私たち生活は成り立っていることを「なごや地球ひろば」で学んで、私たちにできることを一緒に考えましょう。