ひろばニュース

踊れる!学べる!楽しめる!ブラジル!

2019年4月4日

クイズやゲームを通して、楽しくブラジルについて学ぶことができた住友氏の国際協力体験談

3月24日(日曜)に、「踊れる!学べる!楽しめる!ブラジル!」ということで、楽しみながらブラジルの文化に触れることのできるイベントを開催しました。

ゲストスピーカーには、JICA海外協力隊経験者である住友夏代氏(ブラジル/小学校教育)と、名古屋を拠点にカポエイラを行っている「アンゴレイロスドインテリオール」の皆様をお招きしました。

カポエイラの実演を行う「アンゴレイロスドインテリオール」のメンバー

まずは住友氏から、ブラジルの文化や日本との関わりについてお話しいただきました。ブラジルに関するクイズなどを行い、楽しみながらブラジルについて学ぶことができました。
特に、ブラジルじゃんけんの紹介では大変盛り上がりました。住友さんが活動していた小学校では、じゃんけんを行う時に「ペドラ、チゾウラ、パペウ」と、ポルトガル語での「グー、チョキ、パー」にあたる言葉を掛け声として唱えた後、日本語と同じように「ジャンケン、ポン!」と言ってジャンケンをする、ということを伺い、驚きの声が上がりました。
また、ブラジルには、沖縄をはじめ日本の各地域からたくさんの人々が移住をしたという歴史があることも伺いました。

カポエイラを体験する参加者

その後、「アンゴレイロスドインテリオール」の皆さんから、カポエイラの実演が披露されました。カポエイラの起源は不明なところもあるものの、昔アフリカからブラジルに連れてこられた奴隷たちが自分の身を守るために編み出した、護身術をもとにした戦闘ダンスと言われています。
また、演武をする二人だけでなく、音楽隊や周りを囲んでいる人々にも音楽を奏でたりコーラスをするという役割があり、全ての人が参加することでカポエイラが成り立つということも学びました。

その後、いよいよ参加者の皆さん自らカポエイラに挑戦していただきました。「アンゴレイロスドインテリオール」のメンバーの方たちに指導していただきながら、まずは音楽に合わせてステップを踏むところからスタート。その後、二人一組になって足踏みゲームを行い、カポエイラにつながる練習を行いました。
そして最後には、参加者とメンバーが二人一組になり、実際に音楽や歌を奏でながら、カポエイラの体験を行いました。
お話しを聞いて、歌って、踊って、参加者の方々だけでなく、ゲストも含め、皆さんが楽しくブラジルを体感できるイベントとなりました。
なごや地球ひろばでは2019年度も引き続き、楽しく外国や国際協力について学ぶことのできるイベントを開催していきます。ぜひ皆さまお越しください!

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