ナミビア通信

小島 英久(派遣期間:2015年7月から2017年3月まで/小学校教育)

青年海外協力隊 職種:小学校教育 派遣国:ナミビア 派遣期間:2015年7月から2017年3月まで
小島 英久(こじま ひでひさ)

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ナミビアは北の端、アンゴラとの国境沿いにある小さな村ブンヤが私の任地です。その村の学校、ブンヤセカンダリースクールにて教育活動に取り組んでいます。

ブンヤセカンダリースクールはグレード0(就学前段階)からグレード12(日本の高校3年生レベル)までを有するとても大きな学校で、全校児童・生徒は1000人を超えています。現在、私はグレード5の子どもたちに理科を、グレード6の子どもたちに算数を指導しています。毎日が悩んで、考えて、実践して、反省しての繰り返しです。なかなか思うような結果が表れないことの方が多いのが正直な所でもあります。ですが、毎日が非常に充実しているのも事実です。日々の授業を通して子どもたちと向き合う中で、私自身もたくさんの刺激を子どもたちからもらっています。一教員として指導をしていく中で、子どもたちの「できる!」「わかった!」の表情が見られる瞬間が何よりのやりがいであることは、ここナミビアでも変わりません。

川崎市立新城小学校で6年間の教員経験を経たのち、現職教員特別参加制度を利用して青年海外協力隊に参加する機会をいただきました。きっかけは「自分の世界を広げたかった」という非常にシンプルなものでした。そして現在、ここナミビアでの活動をすすめていく中で、私自身の世界観はもちろん広まりましたが、逆に日本の教育に対する考え方を見つめ直すようにもなりました。また、日本の子どもたちに伝えたいナミビアの人々の暮らしや文化、自然にもたくさん出会うことができました。

そのような思いもあり、現在月1回のペースで「ナミビアだより」を発行し、川崎市立新城小学校の子どもたちや教職員のみなさんに向けて発信をしています。世界やアフリカの国々に興味や関心をもってもらうとともに、さらには自分たちの住んでいる「日本」という国を見つめ直すきっかけになってもらえたらという思いも込めて毎月作成しています。

帰国してから、自分の経験を日本の子どもたちに還元していくことも自分に与えられた青年海外協力隊員としての大事な役割です。そのためにもまずは、ここナミビアで自分にできることに取り組み、ナミビアの子どもたちの笑顔のために精一杯努力していきたいと思います。

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