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もしあなたが途上国の女の子として生まれたら…

もし、あなたが途上国で女の子として生を受けたとしたら……。
途上国の女の子には、成長していく過程で様々な「ジェンダーの壁」がたちはだかってきます。
女児中絶
南アジアでは、「女の子は将来の稼ぎ手として期待できない」「嫁ぐ際にダウリー(結婚持参金)が必要で家計に負担」などの理由で、女の子は中絶の対象になりがちです。

家事労働
水汲み、食事の支度、掃除、幼いきょうだいの世話は女の子の役目。多くの家事を任され、勉強する時間は削られてしまいます。家事の担い手として、女の子の負担が本格的に増えていきます。

HIV/エイズ
貧しい女の子は、HIV/エイズに関する正しい情報や予防知識を得る機会が少ない、性行為における決定権がない、生計のために性産業に従事せざるを得ないといった理由から、感染の危険性が高まります。エイズ患者や孤児の世話も女性の役目。

紛争・暴力 人身売買
女の子は、家庭、学校、社会で暴力や虐待の対象になりがち。紛争の際には、“兵士の妻”や世話係として誘拐のターゲットに。教育の機会を奪われ、望まない妊娠を強いられます。
人身売買業者は、「よい仕事がある」などと女の子を言葉たくみに連れ出したり、誘拐したり。女の子が“売られる先”は、性産業や工場など。そこには、虐待や健康被害などの危険が待ち受けています。

生産資源へのアクセスの欠如
女性は男性より、農地や家畜などの生産資源を相続・所有できない傾向にあります。名義を持たない場合は、農作業や家畜の世話、ひいてはそこから得る利益の使い道についての決定権も持てません。金融機関から融資を受けることもできません。
5歳未満児死亡率
貧しい家庭では、男の子が病気になると病院に連れて行ったり薬を買ったりしますが、女の子の場合は何もしないケースがあります。5 歳まで生き延びることは、女の子にとって男の子より難しいのです。
 
中等教育の欠如
中等教育は、女の子が将来よりよい職業や収入を得て、自由な選択のできる人生を歩むために必要不可欠。にもかかわらず、初等教育の就学率は上がる一方で、中等教育のそれは急減します。

経済参加の機会の欠如
家事育児、老人の介護や看護。収入に結びつかない労働が女性の肩に重くのしかかります。職業訓練や農業訓練も多くが男性対象で、仕事のスキルを身につける機会も制限されます。稼ぎ手でないため、家庭内での女性の発言権は弱まります。

早すぎる結婚と妊娠
古くからの慣習のため、10代で結婚させられる女の子たち。教育の機会を奪われるだけでなく、幼いうちの妊娠・出産で命を落とすことも。これは産前産後の医療ケアや知識が乏しい、不衛生な環境での出産なども原因です。
 
政治・政策決定への参画の欠如
家事労働に追われ自由な時間がない、慣習により移動の自由が制限される、読み書きが不自由である。こうした理由で、女性は地域の集会や投票など、「声」を上げる活動に参加できず、女性リーダーや政治家も生まれにくい土壌に。
出典:公益財団法人プラン・ジャパン 「Becuase I am a Girl」 キャンペーン

プラン・ジャパン の「Becuase I am a Girl」 キャンペーンサイトでは、途上国の女の子をとりまく現状が分かりやすく解説されています。是非サイトをご覧になってみてください。おすすめです。
http://www.plan-japan.org/campaign/biag/index.html