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さかなクンのセネガル訪問~お魚でつながるセネガルと日本~その2

さかなクンのセネガル訪問~お魚でつながるセネガルと日本~その2

セネガルの首都・ダカールに到着後、池田さんの職場である漁業省を訪ねたさかなクン、さっそく池田さんにセネガルのお魚についてギョギョ!っと質問攻め!!池田さんからは西アフリカの魚類図鑑をプレゼントしていただき、ますます意気投合です。
さかなクンと池田さんの会話は、ちょいちょいお魚の名前が出てきます。私たちのようなスタッフは聞いたことのないようなお魚話に一同、目が点です。ギョギョギョ!

 

 

セネガル最大の魚市場とは…?

さかなクンは市場で働く人々からも積極的に情報収集します

続いてセネガル最大のダカール中央卸売魚市場を視察しました。市場では生の姿の「ヒトとお魚」の様子を観察できます。
 

日本の無償資金協力によって建設されたこの施設は、セネガルの国中からさまざまなお魚が水揚げされ、活気にあふれています。その量、年間約4万トン。セネガルの年間漁獲量の約1/10がこの市場を経由してさまざまな場所へ流れていくのです。
 

扱われる魚種も豊富です。アジなどの小魚や、エビ、フグやエイなど、日本人でもおなじみの種類から、セネガルの国民魚といわれるチョフ(ハタの一種)もたくさん並んでいました。日本にいるお魚と同類のものでも大きさが全然違うなど、さかなクンの興味もつきないようです。
 

ここでは、衛生管理に取り組むセネガルの人たちの活動を視察しました。日本とは全く環境も状況も違いますが、与えられた環境の中で精一杯に活動するセネガルの技術者の説明をさかなクンも真剣に聞いていました。

 

 

生ガキも美味しくいただける、ダカール・カキの養殖場

マングローブの気根に付いたカキを収穫(左は池田さん)

ダカールでの視察を終えたさかなクン、そのまま地方へも足を延ばしました。到着したのは池田さんが最初に暮らした場所でもあるスクタ村。若き池田さんをはじめとした青年協力隊員が活躍したカキの持続的採集と養殖事業が行われているところです。
 

この地域には計8代の青年協力隊員が派遣され、その努力もあり、今ではダカールでも同村の生ガキを食べることができます。スクタ村を含む地域4村でカキ採集、養殖が行われ、いまでは村人たちの力で事業を大きくしているそうです。アフリカで生ガキが食べられるって、意外な印象がありませんか?
 

ちなみに、気がついた方もいるかもしれませんが、ダカールはあの有名なモータースポーツ「パリ ダカール・ラリー(略称パリダカ)」の終着点でもあります!
 

カキの養殖場を見学したさかなクン、続いてはセネガルの名産・タコ漁にチャレンジ!その様子はその3でお伝えします。

 

 

 

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