青年海外協力隊2016年度4次隊修了式

青年海外協力隊2016年度4次隊79名の修了式を執り行った。派遣国数は20カ国。2月8日に既に修了式を終えているシニア海外ボランティア21名と共に、3月下旬以降から順次それぞれの国へ渡航する。隊員代表謝辞の全文を以下に掲載する。

2017年3月15日

謝辞(全文写し)

隊員代表謝辞

二本松市から記念品贈呈

「にほんまつ地球市民の会」から記念品贈呈

語学講師からの激励の辞
(代表、張講師)
通訳:中華人民共和国派遣・秋吉隊員(環境教育)

隊歌『若い力の歌』

式後の壮行会での1コマ

謝辞

 ここ二本松訓練所も春の訪れを感じる季節となりました。
 本日は洲崎所長をはじめ、スタッフの皆さま、来賓の皆さまのご臨席のもと、このような盛大な修了式を挙行して頂き、謹んでお礼の言葉を申し上げます。
 私たち青年海外協力隊2016年度4次隊総勢79名は、本日1人として欠ける事なく派遣前訓練を終える事となります。


 思い返すと、まだ少し暖かさも残っていた1月5日、私たちは期待と不安を胸にここ二本松の地に降り立ちました。駅では二本松市民の方に歓迎して頂き、私たちの緊張は少しほぐれました。あの時から私たちは少しずつ二本松に馴染んでいったのだと思います。訓練開始から早70日が経ち、本日私たちは無事に修了式を迎える事が出来ました。


 これも偏に、私たちの事を考え厳しくも優しく接して下さったスタッフの皆さま、栄養ある食事だけでなく、テスト当日にはカツカレーで応援して下さった食堂の皆さま、私たちの生活を影から支えて下さった、商船三井興産株式会社の皆さま、週末には美味しい料理と美味しいお酒で私たちを癒して下さった岳温泉、二本松市民の皆さま、また情熱を持って語学を教えて下さった語学講師の皆さまのおかげだと思います。ここで2016年度4次隊を代表し、お礼を申し上げます。


 今振り返ると、70日間というのは長いようで短い訓練でした。久し振りの集団生活というのは、時に楽しく、時に面倒だなと思うこともありました。放送で名前を呼ばれるとビクビクしてスタッフルームに電話しました。私は少し、名前を呼ばれすぎました。ですが、私は集団生活だったからこそ、70日間でここまで仲間との強い絆を作る事が出来たと思います。明日からはもう、放送の音で目を覚まし、眠たい目を擦りながら体育館に行く必要はありません。食堂で皆とワイワイ喋りながら、ご飯を食べる事もありません。お風呂の中で時には真剣な話を、時にはバカな話をすることもありません。談話室から聞こえていた笑い声を、聞く事もありません。正直、やっと解放されると思う反面、まだ訓練を終えたくないと思う自分もいます。それ程楽しく、中身の濃い70日間でした。


 今回私は、自分の仕事を退職してこの活動に参加しました。その理由は、もっと多くの人と出会い、もっと自分を磨きたかったからです。幸せな事に、私はこの訓練所で素敵な仲間と出会う事が出来ました。皆さんとの出会いに心より感謝しています。


 70日間の訓練を終え、これから私たちはそれぞれの任地へ旅立ちます。そこにはまだ私たちが知らない世界があり、私たちを魅了すると共に、辛い試練も待っている事でしょう。ですが私は何も心配していません。シニアの方も含め、2016年度4次隊には100名の仲間がいます。迷惑をかけたら悪いなという気持ちではなく、お互いにたくさん迷惑をかけ合いながら、一緒に活動を作っていきましょう。そして、願わくば2年後にまたこの地で、皆さんと美味しいお酒を飲みながら、お互いの夢や任地での事を語り合いたいです。お互いあまり気張らず、肩の力を抜いて、それぞれの2年間を楽しみましょう。


 最後に、それぞれの任地で、それぞれが持つ力を発揮し、無事に日本へ帰って来る事を約束し、謝辞とさせて頂きます。


2017年3月15日
2016年度4次隊
青年海外協力隊 隊員代表



※原文を尊重し漢数字や漢字・平仮名等の表記はそのままとしております。

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