第4回「朝河桜観桜会」を開きました

2017年度1次隊派遣前訓練の開始から18日目の4月23日(日)、JICA二本松訓練所の中庭で「朝河桜観桜会」を開催した。二本松市をはじめ県内外から市民の皆様が集い、交流を深めた。

2017年4月24日

今年も盛り上がりました!「朝河桜観桜会」

満開の時の「朝河(あさかわ)桜」
(撮影:2016年4月24日)

観桜会当日の2017年4月23日)に撮影

中庭で開催

現在訓練中の2017年度1次隊

「二本松少年隊」も来訪。殺陣を披露してからは2017年度1次隊と交流の時間をもった(写真中央はスーダン派遣予定者)。

余興で有志がウクレレを演奏

余興で落語を披露した1次隊訓練生

 朝河桜観桜会の開催は今年で4回目となる。昨年までの開花状況から今年は4月23日(日)と日程を定めたものの、当日はJICA二本松から少し標高の下がった岳温泉がちょうど見頃を迎えた状況。JICA二本松敷地内は開花がまだであったが、天候は快晴。気持ちいい青空の下での開催となった。



 この朝河桜観桜会には、日頃より青年海外協力隊・シニア海外ボランティアを応援し支えていただいている「にほんまつ地球市民の会」・二本松青年会議所・二本松商工会議所・二本松観光協会・福島県青年海外協力隊を支援する会・「ふくしま青年海外協力隊の会」をはじめ県内外から集った一般市民が来られ、現在JICA二本松で訓練中の2017年度1次隊候補者と朝河桜のもと交流を深めた。合計200名以上の参加者が集い、楽しい会となった。




 乾杯を前に、二本松市教育委員会教育長小泉裕明様より、「朝河(あさかわ)桜」の由来について参加者にご説明いただいた。

 「朝河(あさかわ)桜」とは、語学の天才とも言われた二本松市の世界的な歴史学者・朝河貫一博士ゆかりの桜である。朝河博士には、明治時代の尋常中学校生徒の時には完璧な英語でスピーチをして外国人講師を驚かせ、英英辞典を1冊全て暗記したというエピソードも残っている。暗記したその英英辞典は福島県郡山市にある安積高校の校庭の桜の木の下に埋めたとされているのが「朝河桜」である。朝河博士の努力と勤勉、そして世界で活躍した功績にあやかって「にほんまつ地球市民の会」から寄贈・植樹された。今年で4回を数える「朝河桜観桜会」は、その朝河博士に由来する桜の下で市民との交流を深める会として開催されている。




 観桜会では1次隊訓練生の方から参集者の二本松市民の方に積極的に声をかけ交流する姿も多く見られ、二本松のおすすめ観光スポットについてや派遣前訓練等の話題で話の花を咲かせた。


 また、福島県内や二本松市内で活躍している「二本松少年隊」が来所し自慢の殺陣を披露し、1次隊候補者達からもウクレレの演奏や落語などの余興があって大変盛り上がり、参加者が心から楽しめる観桜会となった。

JICA二本松訓練所を支えてくださる多くの方々から
「毎年、朝河桜の観桜会を楽しみにしています。」
「これから世界に出ていく候補者のみなさんからたくさんの元気をもらっています。」
と声をいただいた。

また候補者から
「福島県内の日本酒が楽しめた。」
「訓練所以外の人と話してみて、改めていろいろな人に支えられていると感じた。」
と声を聞くことができた。


 朝河桜観桜会は15時でお開きとなり、その後は多くの候補者が4月22日(土)〜23日(日)岳温泉で開催中だった「岳温泉桜祭り」へも繰り出し、「桜坂」・「鏡ヶ池」の名所や温泉を満喫した。

市民の皆様との交流

【画像】 JICA二本松訓練所のある岳温泉一帯はJICAボランティア候補者の訓練所入所時期に合わせて気温も少しずつ上昇し、春の訪れを感じられる季節となる。

 年間を通して、JICA二本松訓練所に入所する候補者には県内で開催される様々なイベントにお誘いいただいている。 JICA二本松訓練所が出来てから22年、これまで訓練所を支えてくださり、派遣前の候補者の思い出となるよう地域の方々が盛り上げてくださっている。今年は、入所後すぐに二本松市商工会議所主催、二本松市の桜の名所を回る「さくらウォーキング」に参加した霞ヶ城公園箕輪門をスタートして約7.5キロのコースを回り終わるころには、候補者同士の仲も一層深まったようだ。ゴール後には二本松市の郷土料理「ざくざく」が参加者全員に振る舞われ、候補者と二本松市の結びつきが生まれる。